【大学合格ランキング】海外大学 2023年版

大学合格ランキング 海外大学 大学合格ランキング

2023年の大学合格ランキング、海外大学編です。以下の通りシリーズ化しています。

海外大学に関しては、単年度だとゼロになったりする学校も多く浮き沈みが激しい、さらに誰もが知る超名門校から語学学校レベルまで難易度の差も激しい、ということで、以下の切り口で集計しています。

  • 世界大学ランキング(後述)の学校への合格者数をカウント
  • 2019〜2023年の5年間の累計合格者数
  • 関東圏で中学受験のある学校が対象

最後のポイントは、本来なら全国の高校を対象にしたいのですが、抜け漏れを考えるとやり切れないので、このサイトの趣旨に沿ってまとめました。(最後に首都圏の都立・県立高校については触れています)

海外大学へ行くにしても、必ずしも高校を卒業してすぐに行くことが全てではないと思いますが、学校のスタンスを見る上でのひとつの指標としてご参考にしてもらえればと思います。

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対象とする大学

ランキング集計対象として掲げる大学(上位大学と記載します)は以下の通りとします。

集計対象の大学

リサーチ系:

リベラルアーツ系:

簡単に解説すると、ハーバードやMITなど一般的に有名な大学はリサーチ系や総合大学と呼ばれていて、学部に分かれ研究活動を行う、我々が一般的にイメージするような大学がこれに当たります。世界大学ランキングはこれら総合大学から構成されています。それに対し、入学後2年間に幅広い教養を学んだあとに専攻を決める形式の小規模な大学がアメリカにはあり、それがリベラルアーツカレッジと呼ばれているようです。海外大学、特にアメリカの大学を目指す場合にはここに大きな分岐点があるようで、THE世界大学ランキングに挙げられる大学だけが上位の進学先とは限らないので、リベラルアーツ系の上位大学も集計対象としました。さらに超難関として注目を集めているミネルバ大学もここへ入れています。

なお、進学先として具体的な大学名が記載されていない学校や、複数年度をまとめて学校名だけ挙げている場合もあり、その場合はランキング集計から漏れることになっているのでご了承ください。

トップ10

ではランキングです。まずはトップ10校から。ちなみに学校名をクリックすると、集計対象にした具体的な大学名を記載したページに飛びます。

2023.9.16更新:茗溪学園が集計から抜けていました(不勉強で海外大学実績が多いことを知らず失礼しました)。2022年以降しか大学名がわかりませんが、追加します。

#学校名合計20232022202120202019
1広尾学園346/ 70698/ 14884/ 184101/ 22233/ 7830/ 74
2渋谷渋谷104/ 16430/ 3713/ 3024/ 2710/ 1527/ 55
3学芸大附属国際中教95/ 17629/ 4312/ 2620/ 3618/ 4316/ 28
4開成81/ 1009/ 912/ 2118/ 2333/ 349/ 13
5茗溪学園72/ 26846/ 11126/ 95/ 22/ 26/ 14
5→6渋谷幕張58/ 1247/ 168/ 3617/ 3021/ 275/ 15
6→7洗足学園29/ 797/ 113/ 103/ 286/ 1310/ 17
6→7海城29/ 424/ 717/ 206/ 131/ 11/ 1
8→9開智日本橋28/ 6622/ 425/ 171/ 7    
9→10三田国際 *26/12126/ 41/ 58 / 12   / 5 / 5 
10→11聖光学院19/ 344/ 74/ 43/ 35/ 173/ 3
データ元:各学校Webサイト
各年度、左側がランキング対象校の人数、右側(グレー)が海外大合格者の全体人数です
学校名のリンクがあるところは、それぞれの合格大学を記載したページへ飛べます
*三田国際は複数年度合算のデータしかないので、前年度のものを元に差分計算しています

それぞれ軽くコメントします。

1位 広尾学園:346人(前回1位)
2021年に200人の合格者を出して一気に注目を浴びた感のある広尾学園ですが、5年間の累計で700人という驚異的な数字を出しています(もちろん複数合格があるので純粋な人数ではないですが、それでも凄い人数であることには変わりないでしょう)。具体的な大学名は学校名のリンクをクリックして見ていただきたいですが、ハーバードだったりとまあハンパない大学名が並んでいます。

2位 渋谷渋谷:104人(前回2位)
国際系とか言われるものの先駆け的な渋谷教育学園です。おそらく広尾学園が台頭してくる前は渋幕・渋渋の一人舞台だったんじゃないかと思います。渋幕と渋渋で比べると、1学年の数はこちらの方が少ないのにここでの数字は倍近くになっているので、渋渋の方が海外志向が強いというのが感じられます。

3位 学芸大附属国際中教:95人(前回4位)
国際バカロレア資格(IB)を導入している国立校で、国際教育のモデル校的な位置付けの学校らしく、半数以上が帰国生や外国籍の生徒のようです。1学年が120名程度という少人数ということを加味すると、卒業生に対する率ではかなり多いと言えるんじゃないでしょうか。
なお2023年の合格大学(上位校)は次の通りです。
【Utronto(ca) / UCL(uk)[3] / UCLA / Northwestern / UW / Edin(uk) / UCSD[2] / Kings(uk) / UBC(ca) / KU Leuven(be) / Manchester(uk) / UQ(au) / Monash(au) / UW-Madison / USC /  UC Davis[2] / UCSB / UNSW Sydney(au) / UoWick(uk) / Bristol(uk) / UC Irvine】

4位 開成:81人(前回3位)
ハーバード大教授だった柳沢前校長の時代に海外志向が強くなり、世界大学ランキングの中でも上位の大学を中心に合格者を輩出しています。大学名を見る限り、学校の中でも優秀層が海外大学へ挑戦しているんじゃないかなと感じます。ただ、一時期ほどの勢いはなくなっているように見えるので、この先がどうなるか気になるところではあります。

5位 茗溪学園:72人(前回集計なし)
茨城県つくば市にある学校で、2017年に国際バカロレア(IB)認定校となりました。2020年にIBコースの1期生が卒業した辺りから合格者が増え始め、2022・2023年で一気に増えた感じのようです。2023年の合格大学(上位校)は次の通りです。
【UTronto(ca)[12] / UCL(uk) / Edin(uk)[4] / Melbourne(au)[8] / Kings(uk)[3] / UBC(ca)[3] / McGill(ca)[2] / UIUC / UQ(au)[3] / Manchester(uk)[2] / USYD(au)[4] / WUR(nl) / Amsterdam(nl) / Bristol(uk)】

6位 渋谷幕張:58人(前回5位)
かつてはグローバル教育といえば渋幕という感じで、今の国際系という流れを切り開いてきた学校だと思います。ここ最近は上位校に対する人数が減っている感じがあるので、国内大学へ目が向いてきているのかもしれません。

7位 洗足学園:29人(前回6位)
女子校で唯一トップ10に入りました。この人数くらいになると、おそらく実際の進学者は年に数人程度じゃないかとは思いますが、毎年コンスタントに名門大学への合格者は輩出している感じです。洗足学園はいま国内も海外も伸ばしているイメージですかね。

7位 海城:29人(前回7位)
男子校で開成に続く位置にいるのが海城です。2021・22年と一気に増やしてきた感じですが、2023年はややその動きに陰りが出ていました。この先さらに増やす方向なのか、この辺りで落ち着くのかに注目したいところです。

9位 開智日本橋:28人(前回16位)
昨年の集計では16位だった開智日本橋ですが、一気に人数を増やして8位にランクインしてきました。大学はオーストラリアが多く、英米のトップ大学はまだ、という感じではありますが、学校の方向性から見ても来年の数字はさらに楽しみになりそうです。2023年の合格大学(上位校)は次の通りです。
【UTronto(ca) / Melbourne(au)[7] / UBC(ca) / U Leuven(be) / Monash(au)[5] / UQ(au) / Manchester(uk) / USYD(au)[2] / Amsterdam(nl) / EUR(nl) /  Adelaide(au)】

10位 三田国際:26人(前回集計なし)
三田国際は4年分合算のデータしかないので、今年分(2020〜2023年)から昨年分(2019〜2022年)を差し引いたもので計算しました。計算上、2023年の合格大学(上位校)は次の通りになります。
【UC Berkeley / UTronto(ca)[3] / UCLA / UCSD / UBC(ca)[2] / KU Leuven(be) / McGill(ca) / UIUC / 復旦大学(cn) / 上海交通大学(cn)[2] / UQ(au) / USYD(au)[4] / UC Davis[2] / UCSB[2] / 延世大学校(ko) / UW-Madison / UC Irvine[2]】

11位 聖光学院:19人(前回8位)
男子校の3番手が聖光学院です。人数こそ開成や海城よりは多くないものの、大学名を見ると超名門校ばかりな感じで、こちらも開成と似ていて優秀層が海外に向かっているのかなと感じます。

*各学校名のクリックでそれぞれの学校の合格大学を記載したページへ飛べます。

2023年だけに絞ってみると、2ケタの合格数を出しているのが以下の5校です。

広尾学園(98人)渋谷渋谷(30人)・学芸大附属国際(29人)・三田国際(26人)・開智日本橋(22人)・茗溪学園(46人)

まあキレイに国際系と言われる学校が並んでいますね。あと数年もすれば、ほぼこういう学校で占められるのかもしれません。

12〜46位(1人以上の合格者)

12位〜46位まで一気に出します。ここに挙がってくるのが、世界大学ランキング上位に1人以上合格している学校ということになります。ただ、年度を遡って調べられなかった学校もあるので、このランキング自体はフェアではないということだけはお伝えしておきたいと思います。

#学校名合計20232022202120202019
12都立小石川中教16/ 351/ 32/ 51/ 54/ 118/ 11
13神奈川大学附属11/ 397/ 81/ 42/ 81/ 8 / 11
13豊島岡女子11/ 220/ 03/ 75/ 93/ 4 / 2
15東京学芸大附属10/ 441/ 65/ 70/ 131/ 133/ 5
15逗子開成10/ 230/ 10/ 75/ 95/ 60/ 0
15市川10/ 200/ 19/ 110/ 31/ 20/ 3
18芝浦工大柏9/ 166/ 111/ 12/ 4    
19かえつ有明8/ 361/ 144/ 123/ 10    
19女子学院8/ 262/ 110/ 04/ 92/ 6 / 0
19武蔵8/ 194/ 102/ 32/ 3 / 10/ 2
22フェリス女学院7/ 241/ 30/ 31/ 35/ 13 / 2
23東洋英和女学院6/ 303/ 50/ 21/ 62/ 100/ 7
23千代田区立九段中教6/ 272/ 80/ 04/ 110/ 60/ 2
23白百合学園6/ 130/ 06/ 12 / 0 / 1 / 0
26大妻5/ 252/ 103/ 3 / 5 / 2 / 5
26鷗友学園5/ 190/ 60/ 21/ 24/ 90/ 0
26公文国際学園5/ 180/ 50/ 15/ 12    
26成蹊5/ 152/ 40/ 52/ 21/ 4  
26筑波大附属駒場5/ 74/ 40/ 00/ 01/ 1 / 2
26攻玉社5/ 60/ 00/ 00/ 00/ 05/ 6
32横浜市立サイエンス中教4/ 280/ 10/ 10/ 12/ 112/ 14
32湘南白百合学園4/ 192/ 51/ 70/ 00/ 41/ 3
32カリタス女子4/ 170/ 04/ 130/ 10/ 3  
32横浜市立南4/ 110/ 00/ 02/ 32/ 8  
32東京女学館4/ 104/ 6/ 4
37駒場東邦3/ 81/ 30/ 01/ 20/ 01/ 3
37桐朋3/ 70/ 20/ 00/ 00/ 03/ 5
37世田谷学園3/ 60/ 00/ 00/ 00/ 13/ 5
40文化学園大学杉並2/ 232/ 6 / 17      
40山脇学園2/ 131/ 20/ 40/ 31/ 2 / 2
40國學院大学久我山2/ 62/ 6 / 0      
40暁星2/ 51/ 20/ 11/ 1 / 0 / 1
40浦和明の星女子2/ 52/ 5 / 0 / 0 / 0 / 0
40開智(一貫部)2/ 30/ 0 / 00/ 12/ 20/ 0
46学習院1/ 20 1/ 1     / 19
46桜美林1/ 201/ 8/12
461/ 171/ 1 / 0 / 12 / 1 / 3
46巣鴨1/ 121/ 80/ 00/ 00/ 40/ 0
46麻布1/ 120/ 20/ 20/ 00/ 61/ 2
46城北1/ 111/ 20/ 10/ 70/ 00/ 1
46浅野1/ 100/ 11/ 90/ 00/ 00/ 0
46淑徳1/ 101/ 10        
46立教女学院1/ 41/ 4        
46恵泉女学園1/ 21/ 1 / 1      
46宝仙学園理数インター1/ 21/ 2        
46中央大学附属横浜1/ 20/ 11/ 1      
46サレジオ学院1/ 10/ 00/ 00/ 00/ 01/ 1
46清泉女学院1/ 11/ 1 / 0      
データ元:各学校Webサイトまたはさぴあ
各年度、左側がランキング対象校の人数、右側(グレー)が海外大合格者の全体人数です
学校名のリンクがあるところは、それぞれの合格大学を記載したページへ飛べます

2023年に増やした学校(3名以上)をピックアップしてみると次の感じです。

13位 神奈川大学附属:11人(+7人)
前回23位から大きく上昇しました。毎年合格者は出していて、イギリスへの合格者が多そうです。
【2023年の合格大学:Manchester(uk)[2] / USYD(au) / Bristol(uk)[2] / Glasgow(uk)[2]】

18位 芝浦工大柏:9人(+6人)
3年前までしか遡れていませんが、こちらも毎年合格者を出していそうです。こちらはオーストラリアが多い感じです。
【2023年の合格大学:UCL(uk) / Melbourne(au)[2] / UQ(au) / UNSW(au)[2]】

19位 武蔵:8人(+4人)
ひと桁前半ですが毎年合格者は出ています。2023年は10人に増えていたので、これが継続的なものか注目してみたいです。

23位 東洋英和女学院:6人(+3人)
こちらも毎年合格者が出ている学校です。2023年の合格大学を見るとイギリスが多いですが、年によって違うので今回はたまたまという感じがします。
【2023年の合格大学:UCL(uk) / Edin(uk) / Kings(uk)】

26位 筑波大附属駒場:5人(+4人)
毎年ではなくたまに合格者が出るという感じですが、合格大学は基本的に難易度の高いところがほとんどというのが、さすがというか特徴的ですかね。

*各学校名にリンクがある学校は合格大学を記載したページへ飛べます。

ランク外の学校リスト

以下は、合格者数が10人以上で、ランキング対象校がない(もしくは学校Webサイトに学校名が掲載されていない)学校のリストです。

#学校名合計20232022202120202019
桜蔭0/ 30/ 1 / 1 / 9 / 0 / 19
吉祥女子0/ 23/ 11 / 4 / 0 / 3 / 5
頌栄女子学院0/ 180/ 00 / 20 / 20 / 5 / 9
東京都市大学等々力0/ 17/ 0/ 1 / 7 / 7 / 2
雙葉0/ 17/ 0 / 3 / 3 / 4 / 7
山手学院0/ 13/ 3 / 0 / 1 / 3 / 6
栄光学園0/ 13/ 1/ 2 / 5 / 5 / 0
東京都市大付属0/ 12/ 5/ 7/ 0/ 0/ 0
栄東0/ 11/ 1 / 0 / 8 / 2 / 0
光塩女子学院0/ 10/ 1/ 9
データ元:各学校Webサイトまたはさぴあ
各年度、左側がランキング対象校の人数、右側(グレー)が海外大合格者の全体人数です
学校名のリンクがあるところは、それぞれの合格大学を記載したページへ飛べます

上位大学への合格がなくランキングに載ってこないケースもありますが、大学名が公開されていないところの方が多いです。まあ学校の情報の出し方についてアレコレ言える筋合いはありませんが、せっかく合格者が出ているのであれば、できれば学校名まで出してほしいなと思います。

おまけ:都立(県立)高校

都立高校と周辺三県(埼玉・千葉・神奈川)の県立高校についても、進学校を中心にざっと調べた結果を挙げておきます。ランキングするほど情報がなく、ほとんどの学校では実績が載っていないので、ゼロなのか載っていないだけなのかはよくわかりませんが、とりあえず出ていたものだけで集計しています。

#学校名合計20232022202120202019
1都立国際124/ 38623/ 7536/ 7351/ 15814/ 80  
2都立日比谷23/ 538/ 122/ 25/ 166/ 122/ 11
3埼玉県立浦和11/ 220/ 10/ 28/ 82/ 51/ 6
4都立戸山7/ 110/ 47/ 70/ 0    
5埼玉県立浦和第一女子1/ 11/ 10/ 00/ 00/ 0  
5神奈川県立横浜翠嵐1/ 10/ 00/ 00/ 01/ 1  
データ元:各学校Webサイト
各年度、左側がランキング対象校の人数、右側(グレー)が海外大合格者の全体人数です

簡単に最新年度の合格大学とコメントを挙げておきます。

1位 都立国際:124人
【2023年合格大学:ICL(uk) / UTronto(ca)[2] / UCL(uk)[4] / Edin(uk)[2] / King’s(uk)[4] /UBC(uk) / McGill(ca) / Amsterdam(nl)[2] / Manchester(uk)[5] / Boston】
都立国際高校は国際バカロレア認定校で、明確に海外大学の進学を目指すコースも設置されている学校のようです。都立高校の中での国際教育のモデル校的な位置付けと考えられ、高校受験を経たあと海外に出たいと考える人が目指す学校なんだと思います。

2位 都立日比谷:23人
【2023年合格大学:Cambridge(uk) / UCSD / King’s(uk)[2] / Edin(uk) / UC Davis / USC / Bristol(uk)】
ケンブリッジに直近5年で3人合格しているなど、さすがというか、ランキング上位の大学への合格が多いです。東大じゃ満足できないといったら語弊がありそうですが、とりあえず開成と似たような合格者の出方だと思います。

3位 埼玉県立浦和:11人
【2023年合格大学:ー】
2021年に多くの合格を出したのが大きい感じで、常に上位大学への合格者が出ている感じではありません。ただ毎年合格者はいるみたいです。ちなみに2021年の結果はこんな感じでした。【Oxford(uk) /UC Berkeley / UCLA / UCSD[2] / UC Davis / UCSB / UC Irvine】

4位 都立戸山:7人
【2023年合格大学:ー】
こちらも2022年に稼いだ感じです。2022年の結果はこんな感じです。【UCL(uk) / Melbourne(au) / UBC(ca) / Monash(au) / McGill(ca) / UQ(au) / UC Davis】
ちなみに今年から海外大学実績の掲載が始まったので、集計できるようになりました。

5位 埼玉県立浦和第一女子:1人
【2023年合格大学:UIUC】
埼玉は県立トップが男子校と女子校に分かれていますが、女子校のこちらでも今年合格者が1名出ていました。継続するのかたまたまで終わるのか、今後に注目したいです。

5位 神奈川県立横浜翠嵐:1人
【2023年合格大学:ー】
2020年に1人出ているだけ(合格大学はUQ(au))なので、たまたま海外志向の人がいた、という程度かもしれません。

都立国際は順当ということで置いておくとして、それ以外を見ると、見事に各都県のトップ校だけが並んでいます。まあ数字的には学年でも多くて数人程度だと思いますが、トップ層が海外に目を向け始めているのかなというのは感じます。

なお、千葉県が入っていないじゃないか、と千葉県民から怒りの声が上がりそうなので触れますが、千葉県立船橋高校が2021年に6名の海外大学合格者は出していました。ただ学校名が掲載されていないので集計対象には入っていません。また、千葉県立のトップ校と認知されているだろう県立千葉については、中学受験の方で集計していますが海外大学の記載がなくゼロカウントでした。

まとめ

以上、海外大学合格ランキングでした。

合格実績のひとつの指標として海外大学が取り上げられることもあると思うので、何かの参考にしてもらえればと思います。

高校から海外大学に行く以外にも、大学入学後や社会人になってからなど色んな道があると思いますし、そもそも高校とは関係なく個人の力で行っているケースも多々あると思うので(海外大学向けの塾や予備校もあるらしい)、こういうデータもあまり過信はせず、ひとつの指標として見てもらえればと思います。

まあでもどんな子がいるんだろうとか、どんな進路があるんだろうという目線では、多少参考になるんじゃないかとは思いますので、志望校選びのひとつの情報としてご活用ください。

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