浅野の進学実績・教育環境・入試情報まとめ

浅野
出典:学校法人浅野学園 浅野中学・高等学校Webサイト

浅野中高の大学合格実績・入試情報・教育環境についてのまとめです。

学校案内

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浅野中学校・高等学校とは

校名の由来

創設者である明治期の実業家・浅野財閥の創始者、浅野總一郎より。旧校名は浅野綜合中學校。「綜合」には、教養主義に陥らない幅広い知識と実践的指導力を身に付けさせるという意味が込められている。
Wikipediaより

沿革
  • 1920年 浅野綜合中学校を設置
  • 1948年 学制改革により浅野学園中学校・浅野学園高等学校となる
  • 1951年 学校法人浅野学園となり、校名は浅野中学校・浅野高等学校となる
  • 1987年 校舎改築、現在の中学校舎が竣工
  • 1995年 校舎改築、現在の高校校舎と本館が竣工
  • 2008年 併設型中高一貫校となる
  • 2020年 古梶裕之 現校長就任
建学の精神・教育理念

〈九転十起〉と〈愛と和〉
浅野總一郎翁の建学の精神を象徴するものが〈九転十起〉という志であり、この志を持って〈為すべき務めを為し遂げる〉のがの建学の精神である。大きな目標は一度で成し遂げることは難しいが、失敗を恐れず、努力を重ねて目的を達成する姿勢が必要である。
〈愛と和〉は初代校長水崎基一先生の教育理念を反映。他者への思いやり、気遣い、連帯力、協働力を養うことを目指している。

教育方針
自主独立の精神、義務と責任の自覚、高い品位と豊かな情操とを具えた、心身共に健康で創造的な能力をもつ、逞しい人間の育成に努む。

校章

三つのAと月桂樹から形作られている。

Aは浅野の頭文字であると同時に、アルファベットの最初の文字でもあり、”一番・優秀”という意味を持たせている。Aを三つ合わせて綜合教育の内容の”知・徳・体”を象徴。

校章を包む二枝の「月桂樹」は、古代ギリシアで月桂樹の冠を競技の優勝者などに名誉のしるしとして与えたことにならい、浅野生に与えられる”勝利の冠”を意味する。

進学実績

系列の高校からの進学実績(大学合格実績)です。各データは原則として学校Webサイトに掲載されている大学合格者数を基に集計し、不足している情報に関してはさぴあ日能研インターエデュを参照しています。

東京大学合格者数(現役+浪人)

年度合格者理Ⅲ推薦入試

東大合格者数は40人前後で割と安定している感じです。ランキングだとトップ10にギリギリ入らないくらいのところですかね。

国公立大学合格者数

年度卒業生数東大京大国公立医[東京一工医][+旧帝大][全国公立]入学当時の偏差値
現役現役現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試
国公立医:国公立大学医学部医学科の合計
東京一工医:東大・京大・一橋大・東工大・国公立医の合計
+旧帝大:東京一工医に東大・京大以外の旧帝大を加えた合計
全国公立:国公立大学(文科省管轄外の学校含む)の総計

卒業生数に占める割合 –

合格者数(卒業生数に占める割合)の推移

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格率です。
重複カウントを避けるため、旧帝大には東大・京大、医学部には東大理Ⅲと京大医学部、旧帝大と他国公立には医学部の数字を含みません。

男子校の中では比較的現役が多めな印象です。表には出てきませんが、東工大の合格者数が20名前後と多く毎年トップ争いをしています。ただ2023年はひと桁に減ったようです。

上位私立大学合格者数

年度卒業生数早慶上理MARCH私立医入学当時の偏差値
現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試

合格者数グラフ

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格者数です。
縦の折線グラフは卒業生数です。

現役の早慶+上理で卒業生の100%を超えます。実際の進学数は1/3〜1/5が相場ですが、大体この辺りが進学先のボリュームゾーンなんだろうと考えられます。

医学部医学科合格者数

医学部は国公立10〜20名、私立30〜40名というところで、まあ上位男子校としては多くも少なくもなく標準的な感じでしょうか。

海外大学合格者数

年度合格者進学者上位大学(Universities)*1上位大学(Liberal Arts Colleges)*2
*1: 上位大学(Universities)は、THE世界大学ランキング 100位以内(+Ivy League)としています。
*2: 上位大学(Liberal Arts Colleges)は、米国 National Liberal Arts Colleges Rankings 25位以内(+Minerva University)としています。

海外進学者は、たまに学年に1人いるかどうかという感じでしょう。(複数のところもこの程度なら、1人が取った合格数の可能性が高いです)

教育環境

教育環境は、親御さんの関心が高いであろう「グローバル教育」「探究型学習・キャリア教育」「ICT教育」の3つの観点で分類しています。ただしICT教育に関しては、コロナ対応でどの学校でも環境はそれなりに整ってきたこと、実際の活用度合いや効果が外部からは見えづらいことの2点から敢えて取り上げず、デバイスや環境情報のみ学校データのところで記載しています。

グローバル教育・海外研修

  • 海外研修
    • ユースリーダーシッププログラム:米国・スタンフォード大学のプログラムへ参加(高1・高2希望者、10日間)
    • リベラルアーツプログラム:英国・オックスフォード大学での研修(中3〜高2希望者40人弱、夏休み2週間)
  • 語学実践・グローバル実践
    • Basic Communication Program:中2春休み、3日間で実施する短期集中の英語実践プログラム
    • YISH Academia with ASANO:横浜市国際学生会館に滞在する外国人留学生を訪ね英語でディスカッション
    • Global Day-trip:成田国際空港に赴き、航空機の搭乗待ちをしている外国人に対してインタビューを行う
    • Empowerment Program:中3・高1・高2希望者対象、5日間、グローバルな課題について、英語でディスカッションしたり自分の考えをスピーチしたりするプログラム
    • Innovation & Management Program:中3・高1・高2希望者対象、3日間のプロジェクト型プログラムでキャリアプランの策定やプロジェクトを計画

探求型学習・キャリア教育

  • 教養講座
    • 有志の教員が中心となり、自分の興味のある分野や考えてほしい内容について自由な雰囲気の中で生徒とともに考える特別講座
    • 講座例:「国立天文台 三鷹キャンパスにいこう」「リーマン・ショックの舞台裏」「『ゴッホとゴーギャン展』鑑賞」「保育体験をしよう」等
  • 進路指導・勉強会
    • 高二医学部勉強会:高2医学部志望者対象、卒業生医師による講演会
    • 公認会計士制度説明会:中3〜高2希望者、卒業生の公認会計士による講演
    • 高一卒業生講演会:卒業生による進路講演会
    • 中3進路講演会:外部講師による講演会

その他特徴的な教育・行事

  • 体験型授業
    • 貿易ゲーム(中3社会の授業で実施、貿易の仕組みを疑似体験)
    • 模擬国連(中3・高1、授業内で模擬国連を体験)
    • 統計を用いたプレゼンテーション発表(高1・高2、情報の授業)
    • 健康に関する調べ学習とディスカッション(高2保健の授業)
    • 主権者教育(中3・高1、模擬投票の実施)
    • コーポレートアクセス(高1公民の授業で実施、企業から提示されたミッションに取り組むプログラム)

学校データ

男女男子校
1学年生徒数中学270名(6クラス)
高校270名(6クラス)
高校募集なし
帰国生募集なし
併設高校への進学原則全員
特待制度・奨学金奨学金制度(給付・貸与)
週何日制6日制
登校時刻8:35
遠距離通学制限特になし
自転車通学
6年一貫教育あり(2年ごと前期・中期・後期に分けカリキュラムを編成)
文理選択高2〜
習熟度別クラス高1:英数クラス×1を設置
高2:理系コースのみ理系選抜クラス×1を設置
高3:志望校別クラス分け(東大理系・難関国公立理系・国公立理系・東大文系・国公立文系・私立文系)
補習授業補習・追試・夏期講習(指名制)
特別講習
英語検定試験英検:中学卒業までに2級を目標
ICTデバイス/環境Chromebook / Google
RepeaTalk導入事例(英語音読指導アプリ)

トピックス

  • 2020年に創立100周年を迎えた

外部記事等

過去の学校説明会レポート

入試情報

入試日程

試験試験日国語算数理科社会合格発表
2月3日50分50分40分40分2月4日 9:00

偏差値の推移

* 複数回入試の場合、①②③は入試回を表します

過去の入試結果

年度試験定員出願者数受験者数合格者数倍率

出典:学校Webサイトインターエデュ四谷大塚中学案内さぴあほか