攻玉社の進学実績・教育環境・入試情報まとめ

攻玉社
出典:攻玉社中学・高等学校

攻玉社こうぎょくしゃの大学合格実績・入試情報・教育環境についてのまとめです。

大学合格実績の年度ごとの推移や、卒業生の何パーセントがどのあたりの大学に合格しているのかといった情報を、視覚的にわかりやすくなるようまとめています。教育環境については、他の学校と横比較しやすいように項目を揃えて分類しました。志望校選びの参考情報としてご活用ください。

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攻玉社中学校・高等学校とは

校名の由来

詩経の「他山の石以って玉をおさむべし」から引用

沿革
  • 1863年 近藤真琴が四ッ谷坂町鳥羽藩邸内に蘭学塾を開く
  • 1869年 築地海軍操練所(のちの海軍兵学校)内に塾を移し塾名を「攻玉塾」とする
  • 1871年 芝新銭座(今の浜松町)の慶應義塾跡へ移転
  • 1872年 学制施行、「攻玉社」開学。幼年科(現在の中学校課程)を設置
  • 1975年 航海測量習練所(のちの商船学校)を設置
  • 1889年 海軍予備科を設置
  • 1925年 現在地に移転
  • 1947年 学制改革により、新制攻玉社中学校発足、翌年攻玉社高等学校発足
  • 1966年 6年一貫英才開発教育を始める
  • 1990年 国際学級開設
  • 2012年 高等学校からの生徒募集休止、完全中高一貫校化
  • 2020年 岡田貴之現校長就任
建学の精神・教育理念

【校訓】誠意・礼譲・質実剛健

【海軍の標語】スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り

【教育目標】

  • 6年一貫教育を推進する
  • 道徳教育を教育の基礎と考え、その充実のために努力する
  • 生徒の自主性を尊重し、自由な創造活動を重視して、これを促進する
  • 強健な体力、旺盛な気力を養う

進学実績

系列の高校からの進学実績(大学合格実績)です。各データは原則として学校Webサイトに掲載されている大学合格者数を基に集計し、不足している情報に関してはさぴあ日能研インターエデュを参照しています。

東京大学合格者数(現役+浪人)

年度合格者理Ⅲ推薦入試

東大合格者は2ケタで安定しています。2023年には理Ⅲ合格者も出ていますね。

国公立大学合格者数

年度卒業生数東大京大国公立医[東京一工医][+旧帝大][全国公立]入学当時の偏差値
現役現役現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試
国公立医:国公立大学医学部医学科の合計
東京一工医:東大・京大・一橋大・東工大・国公立医の合計
+旧帝大:東京一工医に東大・京大以外の旧帝大を加えた合計
全国公立:国公立大学(文科省管轄外の学校含む)の総計

卒業生数に占める割合 –

合格者数(卒業生数に占める割合)の推移

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格率です。
重複カウントを避けるため、旧帝大には東大・京大、医学部には東大理Ⅲと京大医学部、旧帝大と他国公立には医学部の数字を含みません。

男子校としては現役合格が多めの印象です。2021年をピークに難関国公立の実績がやや下がっているのがちょっと気になりますかね。国公立全体の人数は増えているようですが。

上位私立大学合格者数

年度卒業生数早慶上理MARCH私立医入学当時の偏差値
現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試

合格者数グラフ

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格者数です。
縦の折線グラフは卒業生数です。

難関私大への実績は比較的安定していて、早慶+上理で卒業生数の100%は超えるところにありますね。

医学部医学科合格者数

医学部合格者は、国公立5%、私立10%くらいで安定しています。同クラス帯との比較では多くも少なくもない、といった感じです。

海外大学合格者数

年度合格者進学者上位大学(Universities)*1上位大学(Liberal Arts Colleges)*2
*1: 上位大学(Universities)は、THE世界大学ランキング 100位以内(+Ivy League)としています。
*2: 上位大学(Liberal Arts Colleges)は、米国 National Liberal Arts Colleges Rankings 25位以内(+Minerva University)としています。

数年前に合格者がいますが、定期的に出しているわけではないので、その年に海外を目指した人がいた、というくらいかなと思います。

教育環境

教育環境は、親御さんの関心が高いであろう「グローバル教育」「探究型学習・キャリア教育」「ICT教育」の3つの観点で分類しています。ただしICT教育に関しては、コロナ対応でどの学校でも環境はそれなりに整ってきたこと、実際の活用度合いや効果が外部からは見えづらいことの2点から敢えて取り上げず、デバイスや環境情報のみ学校データのところで記載しています。

グローバル教育・海外研修

  • 海外語学研修
    • オーストラリア(中3・高1希望者、40名程度):8月2週間、ホームステイ
  • 国際学級
    • 帰国生は3年間独立クラスで徐々に日本に順応
    • 高校からは志望大学に対応したクラス編成に

探求型学習・キャリア教育

  • キャリアガイダンス講演会:OBによる講演
  • 国際交流会:道徳教育の一環として大使館員を招き講演会

その他特徴的な教育・行事

  • 学習行事
    • 自由研究発表:中1・2
    • 英語暗唱大会:中1〜3
    • 中3卒業論文:自由テーマで12000字の論文をまとめる

学校データ

男女男子校
1学年生徒数中学240名(6クラス)
高校240名(高1:6クラス、高2〜:8クラス)
高校募集なし
帰国生募集あり(40人)
併設高校への進学原則全員
特待制度・奨学金特待制度:入試成績上位者対象、入学金と授業料免除
奨学金:経済的理由
週何日制6日制
登校時刻8:20
遠距離通学制限特になし
自転車通学
6年一貫教育あり(2年ずつ3ステージを設定)
文理選択高2〜
習熟度別クラスあり(中3から選抜学級1クラス)
補習授業夏期補習授業(指名制)
特別講習夏期特別講座
英語検定試験
ICT環境Surface
大塚商会導入事例

トピックス

外部記事等

過去の学校説明会レポート

入試情報

入試日程

試験試験日国語算数理科社会英語その他合格発表
第1回2月1日50分50分40分40分2月1日 19:00
第2回2月2日50分50分40分40分2月2日 19:00
特別選抜2月5日算数Ⅰ50分
算数Ⅱ60分
2月5日 18:00
国際学級1月12日40分40分英語60分親子面接1月12日 17:00

特記事項

  • 第1回・第2回連続受験者は点数加算あり(FAQより

偏差値の推移

* 複数回入試の場合、①②③は入試回を表します

過去の入試結果

年度試験定員出願者数受験者数合格者数倍率

第1回

第2回

特別選抜

国際生入試


出典:学校Webサイトインターエデュ四谷大塚中学案内さぴあほか