城北の進学実績・教育環境・入試情報まとめ

城北
出典:城北中学校・高等学校Webパンフレット

城北中高の大学合格実績・入試情報・教育環境についてのまとめです。

大学合格実績の年度ごとの推移や、卒業生の何パーセントがどのあたりの大学に合格しているのかといった情報を、視覚的にわかりやすくなるようまとめています。教育環境については、他の学校と横比較しやすいように項目を揃えて分類しました。志望校選びの参考情報としてご活用ください。

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城北中学校・高等学校とは

校名の由来

東京府城北中学校(のち府立四中→都立戸山高校)の校長を40年間務めた深井鑑一郎らによって、旧私立城北中学校(東京府城北中学校の前身)の再興の意図をもって創立された

沿革
  • 1941年 城北中学校設立(新宿市ヶ谷左内町城北高等補習学校を仮校舎)
  • 1943年 仮校舎より現在地に移転
  • 1947年 新制城北中学校設置、翌年城北高等学校設置
  • 1993年 6カ年一貫教育体制計画完成、中学6学級編成(270名)となる
  • 2014年 小俣力現校長就任
建学の精神・教育理念

「質実厳正」の精神
1.社会性を備え正しい道理の実行ができる人間の育成
2.努力を惜しまず自律的に行動できる人間の育成
3.感受性を豊かにもち、自己啓発と創造力に富む人間の育成

【教育目標】
人間形成と大学進学
人間形成とは社会を支え、社会を導くリーダーとして活躍する人間、社会を支え、人と人とを繋ぐことのできる人間のこと。大学進学は言うまでもなく、皆さんの希望を叶えるための次のステージへの進学を指す。

進学実績

系列の高校からの進学実績(大学合格実績)です。各データは原則として学校Webサイトに掲載されている大学合格者数を基に集計し、不足している情報に関してはさぴあ日能研インターエデュを参照しています。

東京大学合格者数(現役+浪人)

年度合格者理Ⅲ推薦入試

東大合格者は2ケタだったのが、ここ最近は少し減らしている感じのようです。

国公立大学合格者数

年度卒業生数東大京大国公立医[東京一工医][+旧帝大][全国公立]入学当時の偏差値
現役現役現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試
国公立医:国公立大学医学部医学科の合計
東京一工医:東大・京大・一橋大・東工大・国公立医の合計
+旧帝大:東京一工医に東大・京大以外の旧帝大を加えた合計
全国公立:国公立大学(文科省管轄外の学校含む)の総計

卒業生数に占める割合 –

合格者数(卒業生数に占める割合)の推移

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格率です。
重複カウントを避けるため、旧帝大には東大・京大、医学部には東大理Ⅲと京大医学部、旧帝大と他国公立には医学部の数字を含みません。

現役の東京一工医は以前1割程度だったところからやや人数を減らしているようです。現役浪人合わせて1割、国公立全体で3割というのが今の数字になっています。

上位私立大学合格者数

年度卒業生数早慶上理MARCH私立医入学当時の偏差値
現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試

合格者数グラフ

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格者数です。
縦の折線グラフは卒業生数です。

早慶+上理+MARCHで卒業生数の100%を超える感じです。このところ早慶の数字が徐々に下がっているのがやや気になりますかね。

医学部医学科合格者数

医学部合格者は国公立が10人前後、私立が40人前後でまあ安定している感じです。同クラス帯の他校と比べてそれほど多い感じはしません。

海外大学合格者数

年度合格者進学者上位大学(Universities)*1上位大学(Liberal Arts Colleges)*2
*1: 上位大学(Universities)は、THE世界大学ランキング 100位以内(+Ivy League)としています。
*2: 上位大学(Liberal Arts Colleges)は、米国 National Liberal Arts Colleges Rankings 25位以内(+Minerva University)としています。

毎年わずかながら(おそらく1名程度)合格者が出ていますね。

教育環境

教育環境は、親御さんの関心が高いであろう「グローバル教育」「探究型学習・キャリア教育」「ICT教育」の3つの観点で分類しています。ただしICT教育に関しては、コロナ対応でどの学校でも環境はそれなりに整ってきたこと、実際の活用度合いや効果が外部からは見えづらいことの2点から敢えて取り上げず、デバイスや環境情報のみ学校データのところで記載しています。

グローバル教育・海外研修

  • 海外語学研修
    • オーストラリア(中3・高1希望者80名程度):夏休み15日間、東海岸ゴールドコーストでホームステイ
    • 春季セブ島(高1・2希望者20名程度):3〜4月2週間、中級・上級者向けの研修、スピーキング能力の向上に特化
  • ターム留学制度
    • 高1(1〜3月)3ヶ月間の短期留学
    • USA・CA・AUS・NZから選択
    • 各国の候補から希望する留学先を選択
  • 国内プログラム
    • イングリッシュ・シャワー(中1〜高1希望者):期末試験休みを利用して3日間実施、英語で授業し最終日にプレゼン
    • イングリッシュ・テーブル:週3回、ネイティブの先生と昼食を食べながら話す

探求型学習・キャリア教育

  • 卒業研究・卒業制作(中3)
    • テーマを自分自身で決定し探求
    • Project Based Learningがベース
    • 中3の1年間を通じて取り組み、修了式で優秀者はプレゼンを行う
  • キャリア教育
    • 卒業生懇談会:受験体験や大学での研究、職業の内容の話など
    • 将来を考えるための講演会:錬成期(中3・高1)に実施

その他特徴的な教育・行事

  • iRoomでのICT授業
    • 総合学習「情報」(中1〜3)
    • 自分の興味あることを探求し、まとめ、発表することで「思考力・判断力・発信力」を身につける
  • 私の主張コンクール(中1・2)
    • 国語教育の一環としての弁論大会
    • 冬休みの宿題として作文制作、クラス代表を選出し全校大会

学校データ

男女男子校
1学年生徒数中学280名(7クラス)
高校360名(2クラス)
高校募集あり(80名)
帰国生募集なし
併設高校への進学原則全員
特待制度・奨学金特待制度:前年度の成績と人物評価により、授業料・維持費を免除
奨学金:井上奨学金(貸与)、近藤奨学金(給付)、納付金減免制度
週何日制6日制
登校時刻8:10
遠距離通学制限特になし
自転車通学
6年一貫教育あり(2年ごと基礎期・錬成期・習熟期に分けた教育プログラム)
文理選択高2〜
習熟度別クラス中3・高1で選抜クラス(2クラス)
高2・3で文系1クラス・理系2クラス
補習授業補習会と個別フォロー
特別講習長期休暇中(夏期・冬期)の講習
高3特別講習、夏休み9泊10日の大町学習室
英語検定試験英検(中3-準2級、高1-2級、高2-準1級を推奨)
ICT環境タブレット

トピックス

  • 2022年 グラウンドを全面人工芝化

外部記事等

過去の学校説明会レポート

入試情報

入試日程

試験試験日国語算数理科社会合格発表
第1回2月1日50分50分40分40分2月1日 19:00
第2回2月2日50分50分40分40分2月2日 20:00
第3回2月4日50分50分40分40分2月4日 19:00

特記事項

  • 帰国生優遇:条件を満たす者は学力試験の合計点数に10点加点
  • 複数回受験生優遇:複数回受験した生徒がいずれも合格点に近い得点であったとき、優遇して正規合格とする
    いずれも学校Q&Aより

偏差値の推移

* 複数回入試の場合、①②③は入試回を表します

過去の入試結果

年度試験定員出願者数受験者数合格者数倍率

第1回

第2回

第3回


出典:学校Webサイトインターエデュ四谷大塚中学案内さぴあほか