桜蔭の進学実績・教育環境・入試情報まとめ

桜蔭
出典:Googleマップ

桜蔭おういん中高の大学合格実績・入試情報・教育環境についてのまとめです。

大学合格実績の年度ごとの推移や、卒業生の何パーセントがどのあたりの大学に合格しているのかといった情報を、視覚的にわかりやすくなるようまとめています。教育環境については、他の学校と横比較しやすいように項目を揃えて分類しました。志望校選びの参考情報としてご活用ください。

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桜蔭中学校高等学校とは

校名の由来

設立の主体となったお茶の水女子大学の同窓会「桜蔭会」より。桜蔭会の名前の由来は明確ではないが、お茶の水女子大学の敷地(湯島聖堂の西隣)に桜の木が多く、江戸時代から桜の馬場と呼ばれていた場所であったことに由来するとのこと。
一般社団法人 桜蔭会のWebサイトより)

沿革
  • 1924年 東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)同窓会「桜蔭会」により創立
  • 1926年 5年制となる桜蔭高等女学校を設立
  • 1947年・48年 学制改革により桜蔭中学校・桜蔭高等学校を設置
  • 2017年 齊藤由紀子 現理事長・校長就任
  • 2018年 募集定員を240名から235名に変更
建学の精神・教育理念

1. 勤勉・温雅 ・聡明であれ。

2. 責任を重んじ、礼儀を厚くし、よき社会人であれ。

桜蔭学園 教育目標・校訓より

進学実績

系列の高校からの進学実績(大学合格実績)です。各データは原則として学校Webサイトに掲載されている大学合格者数を基に集計し、不足している情報に関してはさぴあ日能研インターエデュを参照しています。

東京大学合格者数(現役+浪人)

年度合格者理Ⅲ推薦入試

東大合格ランキングで女子校トップ、1995年にトップ10に入ってからは外れたことがありません。理Ⅲ合格者も多く、2022年には灘・筑駒・開成を抑えて1位となりました。

国公立大学合格者数

年度卒業生数東大京大国公立医[東京一工医][+旧帝大][全国公立]入学当時の偏差値
現役現役現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試
国公立医:国公立大学医学部医学科の合計
東京一工医:東大・京大・一橋大・東工大・国公立医の合計
+旧帝大:東京一工医に東大・京大以外の旧帝大を加えた合計
全国公立:国公立大学(文科省管轄外の学校含む)の総計

卒業生数に占める割合 –

合格者数(卒業生数に占める割合)の推移

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格率です。
重複カウントを避けるため、旧帝大には東大・京大、医学部には東大理Ⅲと京大医学部、旧帝大と他国公立には医学部の数字を含みません。

似たような実績の男子校と比較すると現役合格が多く、実力相応で東大や医学部に行く、という感じなんですかね。

上位私立大学合格者数

年度卒業生数早慶上理MARCH私立医入学当時の偏差値
現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試

合格者数グラフ

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格者数です。
縦の折線グラフは卒業生数です。

現役の早慶+上理で卒業生数の100%を超え、現役志向が強いというのがわかります。

医学部医学科合格者数

医学部合格者が非常に多く、国公立で40〜50人、私立を入れると150〜200人にまで達する年もあります。卒業生数が230人前後と考えるとすごい数字ですね。

海外大学合格者数

年度合格者進学者上位大学(Universities)*1上位大学(Liberal Arts Colleges)*2
*1: 上位大学(Universities)は、THE世界大学ランキング 100位以内(+Ivy League)としています。
*2: 上位大学(Liberal Arts Colleges)は、米国 National Liberal Arts Colleges Rankings 25位以内(+Minerva University)としています。

* 海外大学については学校Webサイトの進学実績に記載がないため、さぴあに記載の合格者数のみ挙げています。

そこそこ海外大学の合格者はいるようですが、学校Webサイトに記載がないため詳細はわかりません。

教育環境

教育環境は、親御さんの関心が高いであろう「グローバル教育」「探究型学習・キャリア教育」「ICT教育」の3つの観点で分類しています。ただしICT教育に関しては、コロナ対応でどの学校でも環境はそれなりに整ってきたこと、実際の活用度合いや効果が外部からは見えづらいことの2点から敢えて取り上げず、デバイスや環境情報のみ学校データのところで記載しています。

グローバル教育・海外研修

探求型学習・キャリア教育

  • 冊子「卒業生からのメッセージ」
    • さまざまな分野に関わる約40人の卒業生に執筆を依頼し作成した冊子を高校1年生に配布
    • 3年ごとに改訂され、その都度新しい分野に関わる卒業生が加わる
    • キャリア教育講演会:執筆者の何人かが講師となり高校1年生の一学期に実施

その他特徴的な教育・行事

  • 礼法
    • 礼法とは目に見えない美しい心を美しい動作で表すこと
    • 立居振舞について立礼・座礼それぞれの動作を学び、その動作の大本にある周りの人や物に対するやさしさ、思いやりの心をしっかりつかむことを目標とする
    • 中1で週1回、中2・3で5週に1回、高2では女性学と礼法を合わせ「総合」の時間の中で学ぶ
    • 卒業生にとってもう一度受けたい授業の筆頭が「礼法」とのこと

学校データ

男女女子校
1学年生徒数中・高235名(5クラス)
高校募集なし
帰国生募集なし
併設高校への進学原則全員
特待制度・奨学金不明(同窓会である晁桜会奨学金があるとの情報あり)
週何日制6日制
登校時刻8:20
遠距離通学制限あり(90分以内)
自転車通学不可
6年一貫教育あり
文理選択高2〜
習熟度別クラスなし
補習授業随時(指名制)
特別講習なし
英語検定試験
ICTデバイス/環境/ Google

トピックス

外部記事等

過去の学校説明会レポート

入試情報

入試日程

試験試験日国語算数理科社会その他合格発表
2月1日50分50分30分30分受験生面接 *2月2日14時
* 2022年は保護者面接なし

偏差値の推移

* 複数回入試の場合、①②③は入試回を表します

過去の入試結果

年度試験定員出願者数受験者数合格者数倍率

出典:学校Webサイトインターエデュ四谷大塚中学案内ほか