女子学院の進学実績・教育環境・入試情報まとめ

女子学院

女子学院中高(JG)の大学合格実績・入試情報・教育環境についてのまとめです。

大学合格実績の年度ごとの推移や、卒業生の何パーセントがどのあたりの大学に合格しているのかといった情報を、視覚的にわかりやすくなるようまとめています。教育環境については、他の学校と横比較しやすいように項目を揃えて分類しました。志望校選びの参考情報としてご活用ください。

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女子学院 中学校・高等学校とは

校名の由来

校名の由来についての記載はないが、1890年に前身の新栄女学校(旧A六番女学校、旧B六番女学校)と桜井女学校との合併時に女子学院と名付けられた

沿革
  • 1870年 ジュリア・カロゾルスにより築地居留地にA六番女学校として設立
  • 1890年 桜井女学校と合併し校名を女子学院と改め、現在地へ移転
  • 1920年 高等科を東京女子大学に統合し中等教育(中学・高校)のみとなる
  • 1992年 新校舎設立
  • 2016年 鵜﨑創 現院長就任
建学の精神・教育理念

キリスト教精神を基盤に、生徒一人ひとりをかけがえのない人格として受け止め、自らを治める高い知性と高尚な志、神と人とに仕える自立した女性の育成

女子学院中学校・高等学校 女子学院の教育 より

2022年の標語聖句「あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。」

標語聖句:その聖句の意味を生徒が1年の課題として考えるように、年度初めに院長が選んでいるもの
女子学院中学校・高等学校 標語聖句 より

小話

似たような名前の学校に、”東京女子学院”や”東京女子学園”(2023年から芝国際学園へ変更)があり、さらにXX女子学院という名前まで含めると本当にたくさんの学校がありますが、これらの学校とは基本的に関係がありません。そして、”女子学院”が最も汎用的な名前のため、Google検索などで絞り込むのがなかなか大変です。

進学実績

系列の高校からの進学実績(大学合格実績)です。各データは原則として学校Webサイトに掲載されている大学合格者数を基に集計し、不足している情報に関してはさぴあ日能研インターエデュを参照しています。

東京大学合格者数(現役+浪人)

年度合格者理Ⅲ推薦入試

毎年30名前後の東大合格者を出していて、女子校としてはかなり多い印象です。

国公立大学合格者数

年度卒業生数東大京大国公立医[東京一工医][+旧帝大][全国公立]入学当時の偏差値
現役現役現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試
国公立医:国公立大学医学部医学科の合計
東京一工医:東大・京大・一橋大・東工大・国公立医の合計
+旧帝大:東京一工医に東大・京大以外の旧帝大を加えた合計
全国公立:国公立大学(文科省管轄外の学校含む)の総計

卒業生数に占める割合 –

合格者数(卒業生数に占める割合)の推移

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格率です。
重複カウントを避けるため、旧帝大には東大・京大、医学部には東大理Ⅲと京大医学部、旧帝大と他国公立には医学部の数字を含みません。

東京一工医で3割、現役で25%前後という感じです。女子校全般に言えることですが現役志向は強めでしょう。

上位私立大学合格者数

年度卒業生数早慶上理MARCH私立医入学当時の偏差値
現役現役現役現役SAPIX四谷大塚日能研首都圏模試

合格者数グラフ

上段は現役+浪人、下段は現役のみの合格者数です。
縦の折線グラフは卒業生数です。

早慶をはじめ上位私大が多く、現役の早慶+上理で100%を軽く超えます。ここ2年はさらに増え、MARCHまで入れると250%くらいまでいってますね。

医学部医学科合格者数

国公立医学部は特別多いわけでもないですが、私立医学部が多いので医学部全体だと70人を超えます。

海外大学合格者数

年度合格者進学者上位大学(Universities)*1上位大学(Liberal Arts Colleges)*2
*1: 上位大学(Universities)は、THE世界大学ランキング 100位以内(+Ivy League)としています。
*2: 上位大学(Liberal Arts Colleges)は、米国 National Liberal Arts Colleges Rankings 25位以内(+Minerva University)としています。

この数字だと各学年で1人か2人かもしれませんが、名門大学への合格者も出していますね。

教育環境

教育環境は、親御さんの関心が高いであろう「グローバル教育」「探究型学習・キャリア教育」「ICT教育」の3つの観点で分類しています。ただしICT教育に関しては、コロナ対応でどの学校でも環境はそれなりに整ってきたこと、実際の活用度合いや効果が外部からは見えづらいことの2点から敢えて取り上げず、デバイスや環境情報のみ学校データのところで記載しています。

グローバル教育・海外研修

探求型学習・キャリア教育

  • ごてんば教室
    • 中2生が御殿場寮で実施する2泊3日の宿泊行事
    • 外部講師による講演や生徒同士のディスカッションなど
    • ごてんば教室が「女子学院の入口」とも言われる
  • 修養会
    • 春の修養会:中1〜高3までの希望者が参加
    • 高3夏休みの修養会が6年間の集大成となる行事
    • 事前に設定したテーマで講演会やディスカッションが行われる
  • 卒業生・大学生の話を聞く会
    • 高1で数回、各分野で活躍する卒業生を招く
    • 高2では卒業後2・3年の学生を招く

その他特徴的な教育・行事

  • キリスト教による教育
    • 毎朝礼拝から1日がスタートする
    • 各学年で1時間、聖書の授業がある

学校データ

男女女子校
1学年生徒数中・高240名(5クラス)
高校募集なし
帰国生募集なし
併設高校への進学原則全員
特待制度・奨学金奨学金(授業料減免制度)
週何日制5日制
登校時刻8:10
遠距離通学制限あり(通常の交通機関で90分以内)
自転車通学不可
6年一貫教育あり
文理選択高3
習熟度別クラスなし
補習授業随時(中学)
特別講習
英語検定試験
ICTデバイス/環境

学校案内

トピックス

外部記事等

過去の学校説明会レポート

入試情報

入試日程

試験試験日国語算数理科社会その他合格発表
2月1日40分40分40分40分・グループ面接(本人のみ)
・小学校校長の報告書
2月2日 11:00

特記事項

  • 入試問題販売あり(前年度分、500円、学校窓口にて)

偏差値の推移

* 複数回入試の場合、①②③は入試回を表します

過去の入試結果

年度試験定員出願者数受験者数合格者数倍率

出典:学校Webサイトインターエデュ四谷大塚中学案内ほか