夏期講習の振り返り

受験日記(兄6年時)

まだ最終日になっていませんが、予習も終わり家庭学習をみている父の気持ち的には大体終わった感じなので、一旦総括しておこうと思います。

ちなみに夏期講習を検討したときはこんな感じでした。

この中で、夏期講習に行く目的を次のように設定していました。

  1. 自宅以外の場所で気持ちの切り替えをしたい
  2. 他の生徒から刺激を受けたい
  3. いいテキストがあればもらいたい

学力については何も書いてなく、目的というには大したことないものばかりが並んでいますが、無事にどう夏を越すかというのが最大の関心ごとだったと思います。

目的は達成できた?

今週に入ってから、コロナ感染の広がりもあってZoom受講になりました。それによって、図らずも目的1と逆パターンの環境ができてしまったわけですが、こうなるとやはり弟のチャチャが入って集中力が落ちたり、散歩や運動など外へ出ることを意識的に考えないといけなかったりと、勉強以外の面で親側の負担が大きくなった感じがします。その意味で、夏休みの半分を夏期講習で過ごせたのは良かったと思います。

Zoomになった際の顛末は 前の記事(いまどきFAX?)に書いた通りでやや疑問に感じる点もありますが、対面とオンラインとを常に並行しいつでも柔軟に切り替えられるのは早稲アカの良さだと思います。不安の中で無理して通ったり、休校や自主欠席になるよりはるかにいいと思います。

あとやはりというか、思惑通りではありますが、効果が高かったと思えるのは目的2ですね。特に我が家はほとんど通塾経験がないので授業を受けること自体が新鮮だったのと、クラス分けされた同レベルの仲間との授業は非常に楽しかったようです。自宅学習でも勉強に向かう姿勢が変わった感じがしていて、学習内容の計画を立てる際も前向きな発言が増えました。

早稲アカの雰囲気なのか、上位クラスの雰囲気なのかよくわかりませんが、授業前後や行き帰りにワイワイという感じはあまりなく、授業前はそれぞれ自習して終わったらさっさと帰る感じだったらしく、そのおかげで外部生の息子も疎外感を感じることなく授業に入れたんじゃないかなと思います。ちなみにZoomを横から見ていると授業中は発言も多く活発だったので、馴れ合いの場ではなく目標のためにきちんと勉強する場という雰囲気ができているのかなと思い、感心しました。

学習面は?

算数のテキスト(上位校への算数 STANDARD)はレベルが高く、夏期講習で一段ギアを上げるには良かったと思います。速さと場合の数でつまづいていましたが、他の子も同様だったようなので難しいのだと思います。とはいえ外せない単元なのでこの辺りは別途強化が必要ですかね。

始まる前の記事(夏期講習@早稲アカ)で設定した予習サイクルは一応回せたかなと思います。ただ、前半の振り返り記事(夏期講習前半戦の振り返り その2)で書いたように、やはり復習をしないと定着が悪そうだったので、後半は復習もサイクルに入れました。算数授業の翌日に、間違えた問題の解き直しと、授業中に復習を指示された問題を解くことにしています。

国語は授業でいくつか過去問を解いていましたが、7月中にやった問題の採点が未だに返ってきていないものがあります。先生も忙しいんだと思いますが、半月も放置したら完全に忘れてしまうので、だったら答案だけでも早く返してくれた方がありがたいです。過去問については、もちろんすぐその場で採点してもらえるのが一番ですが、そうでないなら採点のポイントを親に教えて家で採点という方がベターな気がしますが、それは無理な相談なんですかねえ。

理社は講習に通いませんでした。代わりにコアプラスを2周ずつやりました。理科はその後マスターテキストを開始しています。社会は四科のまとめもやったのでちょっと遅れていますが、終わったら過去問サイクルに入ります。

夏期講習は通うべきだったか否か

結論としては、今回は夏期講習に通って正解だったと思っています。

通っていなかった場合を想定すると、おそらく各科目何か1つの問題集を軸とした上で、過去問をたくさん仕入れて演習するというかたちになったと思います。

やり切れれば学習内容としてはその方が効果があるような気はしますが、マンネリ化してダレたり、父が付きっきりで競争相手になったりしなければならず、現実問題としてはやりきれなかったと思います。

ただ夏期講習もフル参加はしておらず、算国だけなので1日単位で見ても半分だし、お盆期間の特訓も出ていないというのが我が家の状態です。これ以上はちょっと負担が大きいなと思っていて、フル参加している子たちはそれだけでも偉いなと思いますね。夏休みの勉強時間の目標として設定された400時間は(予定通り)達成しない見込みです。

以上、一旦総括でした。この先はまた自宅学習に戻ります。

コメント