合不合判定テストの成績表が返ってきました。
これまでの組分けなどは全て男女混合でしたが、合不合判定テストは全て男女別で偏差値や順位が出ます。
一般的に女子より男子の方が平均点が高くなることが多いため、組分けに比べると偏差値は男子の方が低く、女子の方が高く出やすいとよく言われます。
ただ、結果資料集も男女別となっていて女子分は見れないので、実際のところどうなのかよくわかりませんでした。
ただ1つ成績表には、自分の成績について、男女混合と男子のみの2パターンで、平均点、偏差値、順位が見れるようになっています。
それぞれの平均点は以下の通りでした。
教科 | 男女 | 男子 | 差 |
---|---|---|---|
算数 | 70.6 | 73.6 | +3.0 |
国語 | 89.8 | 85.4 | –4.4 |
理科 | 49.9 | 51.7 | +1.8 |
社会 | 49.2 | 51.1 | +1.9 |
4教科 | 261.1 | 263.6 | +2.5 |
(標準偏差) | 69? | 70? |
偏差値も、国語以外は1〜2くらい低く出ています。
順位はもっと顕著で、息子の順位からすると、それより上位は男子2:女子1くらいの人数比になっていそうです。
標準偏差は公開されていませんが、計算すると男子の方がやや大きいかなという感じ。
つまり、一般で言われている通り、上位勢は男子が多く(それによってかわかりませんが)平均点も高いということになります。
また、いわゆる中学校の偏差値(80偏差値とか50偏差値とか)は合不合の結果から作成されているので、男女別での偏差値だということを考慮する必要があります。
これらを踏まると、男子の場合、
- 組分けテストと同じ成績なら偏差値は下がる
- 組分けで偏差値を目安にする場合は1〜2ポイント低くみておく
- 国語については苦手な男子が多いので少し上がる可能性あり
というのが、受験学年前の段階で気にしておくべきポイントでしょうか。
女子の場合はこれと逆に考えればいいと思います。
共学校の偏差値を見ると、男子偏差値と女子偏差値を比べると女子の方が高い学校が多いのですが、それはこの辺のからくりだと思います。以前は、女子の方が優秀だからか?そんな学校に入ったら優秀な女子に圧倒されて男子は萎縮しちゃうんじゃないか?とか思ってましたが、そんな話ではないということでしょう。
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