昨年の今頃ですが、noteのプラットフォームを使って学校別入試対策の有料記事を作成しました。
どのくらい需要があるかなと思いながら出したのですが、ギリギリ直前だったにも関わらずそれなりの反響があり、うれしい報告もいくつもいただきました。
で今後この記事をどうしていこうかと色々考えたのですが、結論として、内容と対象校を拡充していく方向に舵を切ることにしました。そして増やしていくにあたり、我が家の受験経験をベースにしたものから、入試問題を詳しく分析し対策を考える方向へとシフトします。
リニューアル第１弾として、以下の３校を対象に準備しました（しています）。
渋幕と海城は内容を全面的に書き換えています。急ぎ準備を進めてきたのですが、本当は秋口には提供したかったものが結局この時期になってしまいました。ただ一刻も早く出したいので、まずは一緒に作成した渋幕・渋渋を先行させます。海城はこのあと急いで更新します。
既にご購読済みの方はそのまま更新版を見ることができますので、ぜひもう一度アクセスして内容を再確認していただきたいと思います。以前の内容は残しつつ、分析内容を大きく増やしています。海城ご購読の方は、遅くとも今月末までには何とかしますので再度見に来てください。
背景と方針
今回のリニューアルに至った背景を簡単にお伝えしておきます。
元々は、我が家の受験経験を通して気付いたノウハウ的なものを上手く提供できないかなと思ったのがきっかけでした。昨年告知したときの記事がこちらです。
有料記事である部分など、提供形態や内容についてかなり悩んだところは多かったのですが、今の中学入試をさらに激化させる方向には手を貸したくないという思いの方が強く、おそるおそる有料記事化に踏み出しました。何も反応がなければそのまま撤退するイメージでしたが、信頼を寄せてくれる人がいてお役に立てたという手応えもあったので、次はもう少し踏み込んでみようかと考えるに至りました。
今回考えるにあたり気にしたのは次の3点です。
- 購読者数を上に積むのではなく横に広げたい
- 学校別コースのない人の救いになりたい
- 中学受験のコストダウンを目指したい
1. 購読者数を上に積むのではなく横に広げたい
読んでくださる人が増えるのは嬉しいことですが、それは同じ情報を持つ人が増え競争を煽る結果になってしまうことも意味します。中学受験がまさにこのスパイラルで競争激化しての今だと思うので、それは避けたいという思いが強いです（まあそれほどの影響力はないと思いますが）。なので、対応する学校を増やすという意味で横に広げたいと考えています。
また収益化が一番の目的ではないので、金額を下げるとか科目別に切り売りするようなことも行いません。むしろ一校あたりの購読者数が増えたら金額を上げる方向で検討すべきだろうなと思っています。
2. 学校別コースのない家庭の救いになりたい
たまたま我が家の志望校がそうだったことと合わさってですが、塾が実績を増やしたい学校と志望校のミスマッチはあると思っていて、余計にコストと時間を支払っている家庭も多い気がするので、そういう人の選択肢のひとつとして救い手にでもなるといいなと思っています。（できれば年内にもう一校追加したいと思っていますが、約束できないので学校名は書かないでおきます）
3. 中学受験のコストダウンを目指したい
今の高コストな中学受験に対するアンチテーゼじゃないですが、お金をかけずに済んだ中学受験を少しでも汎用化できないかなという考えもあります。提供する記事で目指しているのは”親子で一緒に志望校対策を考える”ことで、これは塾などからコストと時間を取り戻すと言い換えることもできます。多くの人に当てはまるとは考えていませんが、やれる人も一定数いるのではと思います。
特に3番目について言いたいことはいっぱいありますし反論があるのも承知しているので控え目にしますが、親子で一緒に受験というプロジェクトを走り切る価値は中学受験ならではのもので、どう子供と向き合って良い親子関係を作れるかという面で親の成長機会にもなるので、”やれる人は”積極的にやってみたらどうかなと思います。
（身も蓋もないことを言うと、塾のカリキュラムが本当の意味で必要なのは6年夏まで、それ以降は過去問＋αでも十分いけるんじゃないかと”私は”考えています。親が特定の学校への強いこだわりを持たない、という但し書きは必要でしょうが。）
今回、本腰を入れて色々な過去問を見直していますが、見るほどに特徴の違いわかってきて面白いと感じています。学校説明会もいいですが、親自身で過去問を解いていって、こんな子を欲しがっているんだなと体感してみるのも学校選びのひとつとしてアリなんじゃないかと思っています。受験するのも通うのも子供だという冷静な視点は忘れないようにしたいですが。
親子で一緒に走るという考えに共感される方で、志望校が合う方はぜひ見てみていただきたいと思います。
以下のバナーから各記事へとアクセスできます。
お待ちしています。
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