【大学附属】明治大学の付属校を徹底調査

明治大学 学校の横比較シリーズ
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明治大学付属中野中学・高等学校

明治大学の付属校ですが、運営は学校法人中野学園であり直系の明大明治とは法人が異なります。戦後(1949年)に明治大学の付属校となり、現在では明治大学系列では唯一の男子校です。2003年までは男女共学の夜間定時制高校があり、多くの芸能人の出身校として名を連ねています。

校風・教育の特徴など

  • 基礎学力を重視し、授業に集中するための体力と精神面を伸ばす指導を行なっているとのことで、大学附属校としては管理型に分類されます。高校では朝の講習など、部活動と両立するため仕組みが作られています。
  • 文武両道をうたいクラブ活動が盛んで、高校ではスポーツ推薦もあってか強い運動部が多いようです。
  • 明治大学への推薦権を保持したまま国公立大学の受験が可能で、毎年一定数の進学者がいます。高2から文理分けもされますが、進学校的な先取り学習は行なっていません。

入学試験

2025年度より中学入試の定員を240→270名へと拡大、2028年度より高校入試の定員を165→150名へと縮小することが発表されました。

高等学校

一般入試:学力検査(国語・英語・数学)[2月12日]
推薦Ⅰ型入試(総合):書類審査・適性検査(国語・英語・数学)・個人面接[1月22日]
推薦Ⅱ型入試(スポーツ特別):書類審査・作文・個人面接[1月22日]

データ出典:明治大学付属中野中学・高等学校 入試結果

中学校

第1回:筆記試験(国語・算数・社会・理科)[2月2日]
第2回:筆記試験(国語・算数・社会・理科)[2月4日]

データ出典:明治大学付属中野中学・高等学校 入試結果

高校入試では推薦入試と一般入試の2回チャンスがあり、推薦Ⅰ型入試の受験者には一般入試で5点の優遇があるようです。
中学入試でも2回のチャンスがあり、第1回入試の受験者は第2回入試にて3点の優遇措置があります。また第2回入試で繰り上げ合格がある場合は2回とも受験した人を優先する場合があるとのことです。(募集要項より)

学費

データ出典:明治大学付属中野中学・高等学校 学費
*生徒会入会費とPTA入会金は中学または高校入学時の一度のみ
*教材費・行事費・学力テスト代などが別途必要

進学先

データ出典:明治大学付属中野中学・高等学校 高等学校卒業後の進路状況

明治大学への推薦資格を保持したまま国公立大学の受験が可能です。明治大学への推薦は、高校3年間の成績と、推薦学力テスト(高2で1回、高3で2回)から算出されます。希望学部への推薦はここで算出された成績順に決まっていくようです。明治大学への推薦進学率は約8割、残りは国公立大の受験や指定校推薦での進学があるとのことです。

進学先学部の割合は次の通りです。年度ごとの人数増減がほとんどないことから、学部ごとの推薦枠がある程度定められているのかなと感じます。

日本学園が付属校化することで勢力図は変わりそうですが、現状の3校では最も立地が良く、男子であれば選びやすい学校かと思います。勝手な昔の大学イメージからすると、一番明治っぽいのかなと思ったりしますがたぶん違うんでしょうね。

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