【大学附属】明治大学の付属校を徹底調査

明治大学 学校の横比較シリーズ

大学附属校調査の第3弾は明治大学です。早慶の回に続き(だいぶ空きましたが)明治大学の入試制度と付属校4校について調査しました。

学校の内容よりも(多少は触れますが)、敢えて入学定員や進学先といった数字を追いかけていくことにフォーカスしています。これによって、明治大学への入学ルートの全体像を把握することを目的にします。

こんな方におすすめ
  • 明治大学の付属校を全体像として掴みたい
  • 志望校の方向性について迷っている
    (大学付属校か進学校かなど)
  • 中学受験・高校受験・大学受験を考える上での検討材料がほしい

親世代よりも受験事情は複雑になってきているので、大学受験まで含めた受験全体の大きな流れを見るのにも活用していただければと思います。

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大学定員と内部進学の全体像

大学入学定員の全体像

まずは明治大学の入学定員についてざっとまとめます。

総計法学部商学部政治経済学部文学部理工学部農学部経営学部情報コミュニ
ケーション学部
国際日本学部総合数理学部
入学定員7760名920名1150名1150名910名1065名600名745名520名400名300名
外部入学計6841名785名985名987名834名967名550名632名465名370名266名
 学部別入試3716名315名500名465名481名528名345名382名357名230名113名
 全学部統一入試751名115名80名90名140名117名63名30名25名28名63名
 共通テスト利用入試779名140名155名100名85名100名55名50名40名30名24名
 総合型選抜(AO入試)465名35名109名105名64名29名62名30名8名12名11名
 学校推薦型選抜(指定校)872名150名111名207名48名173名13名100名15名10名45名
 その他(留学生等)258名30名30名20名16名20名12名40名20名60名10名
内部推薦枠919名135名165名163名76名98名50名113名55名30名34名
外部入学割合
(うち一般入試)
88%
(68%)
85%
(47%)
86%
(50%)
86%
(48%)
92%
(68%)
91%
(61%)
92%
(68%)
85%
(55%)
89%
(73%)
93%
(65%)
89%
(59%)
内部進学割合12%15%14%14%8%9%8%15%11%8%11%
出典:明治大学 2024年度入試ガイド

明治大学は内部進学割合が12%ということで、早稲田や慶應の20%前後と比べると低いと言えるでしょう。およそ9割が外部から入学してくることになります。

一般入試の割合も高く、6割弱であった早慶より1割多い7割弱ということで、大学受験では比較的受けやすい側の大学ということになるかと思います。ただ親世代と違い、全学部統一入試や大学入試共通テスト利用入試など入試形態が細分化され複雑になり、ひとつの入試での定員が小さくなっていたりもするので、受けやすい(受かりやすい)と簡単には言えないかもしれませんが。

全体を眺めると、文系学部の方が内部進学が多く、さらに総合型選抜(AO入試)も多めということで、一般入試割合は50%前後になっています。理系学部は60〜70%前後の一般入試割合なので、理系はやや学力試験重視なのかなという印象です。

内部進学ルートの全体像

明治大学の系列校は以下の4校です。

  • 明治大学付属明治高等学校・中学校(明大明治・明明)
  • 明治大学付属中野中学・高等学校(明大中野・明中)
  • 明治大学付属八王子中学高等学校(明大八王子・明八)
  • 日本学園→明治大学付属世田谷中学校・高等学校(明大世田谷?)

このうち、学校法人明治大学が運営するのが明大明治で、明大中野と明大八王子は学校法人中野学園となっています。明大八王子はその関係から、明大中野八王子という、どこにあるんだかよくわからない学校名で呼ばれていましたが、2024年に中野を外し明大八王子という分かりやすい名称に変わることが発表されています(ここでは明大八王子とします)。

そして2021年には男子校の日本学園を系列校化することが発表され、2026年からは共学化した上で明治大学附属世田谷中学校・高等学校へと名称変更するとされました。また、2029年の卒業生から7割(約200人)が内部推薦により明治大学へ進学することも掲げられ、名実ともに付属校という位置付けになる予定です。

人数を含めた進学のイメージは次の通りです。

明治大学付属校ロードマップ

ポイントになりそうなところを挙げます。

  • 高校入試415人、中学入試550人で中学からの方が間口はやや広い
  • 明大中野の分だけ男子が多い
  • 明大世田谷ができると高校入試枠も、全体の女子枠も増える

明大中野の規模が大きいので、早慶附属と同じく男子有利であることに変わりはないのですが、共学の明大世田谷ができることで、ある程度は緩和されそうです。

ではここから、具体的に各学校を深掘りして見ていきます。

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