6年生9、10月の学習振り返り

勉強方法

はや10月も終わり、埼玉初戦まで残り70日となりました。

ここらで夏休み後の学習の振り返りをしておこうかなと思います。

ちなみに息子は、この9〜10月がいままでで一番伸びた感じがあり、10月に入ってから高いレベルで安定している(自分比)と感じています。それが夏休みの成果によるものなのか、9月からの学習が良かったのかはわかりませんが、思い当たることがなくもないのでとりあえずやったことを記しておこうかと思います。

テスト形式で問題を解く

概ね、以下の3つを1:1:1の割合でやった感じです。2も含めて、問題集ではなく全てテスト形式でやりました。

  1. 模試・YT週テストとその過去問
  2. 過去問
  3. 科目ごとの教材(コベツバWeb授業など)

それぞれブレイクダウンすると次の感じです。

1. 模試・YT週テストとその過去問

模試は合不合判定テストとサピックスオープンの両方を受けました。さらにYT週テストも継続したので、毎週末、土日のどちらかは必ずテストを受けているという状態になりました。学力向上のためには模試受験より問題演習の時間を取るべきという意見もありますが、できなかった問題をきちんと解き直しするサイクルさえつくれば、全力で問題演習をする時間となるのでアリじゃないかと個人的には思います。

週末のテスト以外では、週テスト過去問の該当回を平日に1回、合不合の週は予習シリーズにある合不合過去問と週テスト問題集にある昨年の過去問もやっているので、大体週2では模試関連の問題を解いている感じになります。

2. 過去問

夏休み中に、受験可能性のある学校の過去問を1年分ずつやって、まず感覚は掴んでおきました。

その上で、難易度低めの学校から過去問をスタートしました。具体的には過去記事の通りです。(記事になっていない学校分も結構ありますがそれはまた改めて)

https://juken-log.net/archives/tag/過去問

休日などまとまった時間が取れる日はその学校の1回分4科目すべてをやって解き直しまで、それ以外は科目ごとバラバラにスケジュールを組んで実施しています。

国語については1日1題解くというのを去年から続けているので、それを過去問に変えて継続しています。論説文と物語文の大問2問の学校がほとんどなのでこれを分割し、2日で1回分を終わらせるようなスケジュールにしています。

3. 科目ごとの教材(コベツバWeb授業など)

9月の途中で毎日過去問をやることに飽きてきた時期があり、別の手段も併用することにしました。

算数はコベツバWeb授業をやっています。当初は10月終わるくらいまでに全範囲回そうかと考えて計画したものの、過去記事「コベツバWebがムズカシイ」で書いた通り、思っていたより難しく時間がかかるので、標準編に絞って苦手単元を潰していく作戦に切り替えました。

迷走したのが理科と社会で、理科は早稲アカで購入させてもらったマスターテキストを開始したものの、これまたかなり時間を取られるので途中で諦めました。社会は色々な学校の過去問を解いて知識を増やそうと計画したものの、他の科目に時間を取られる中で1校分やるだけの時間が捻出できず、思ったようには進められていないのが現状です。この2科目を日々の学習の中にどう組み入れるか、これが現在もまだ続いている悩みです。

最重要ポイントは解き直し

6年上期までと9月以降の学習方法の最大の違いは、解き直しをきっちりやることにした、ということに尽きます。

上期までは、予習シリーズで学習してYT週テストを受験という、まあ四谷大塚の基本サイクルですが、YT週テストを受験したらそこでその週の単元学習は終了、次の日から翌週の単元学習という流れでした。もちろん間違えた問題は解説を見て理解するところまではやりますが、週テストも見直しまでで終了し、その後に見返したり解き直したりすることはありませんでした。

よく、理解することと解けるようになることは違う、と塾講師の方などが話されているのを聞きますが、その通りだと思います。上期までの学習では理解するところまでしか到達しておらず、次に似たような問題に出会っても、残念ながら解けるようにはなっていませんでした。

下期の学習計画として、模試を最大限に活用するための方法を考えていたときにこの点に気付き、ようやく解き直しの重要性を理解したので、次の方法で解き直しプリントを作りサイクルに組み入れました。

参考:テストの解き直しテンプレートを作った

記事の通り、PowerPointを使って解き直しプリントを作っています。そしてその作業は子供自身にやってもらっています。これだと一問分作るのに30分以上かかることもあり決して効率は良くないのですが、自分で解答・解説を作ると頭に入りやすいのと、PPT作成は喜んでやるのでモチベーションも保ちやすいというメリットがあります。できるだけ勉強を苦行にしないという意味で、個人的にこれはいい取り組みだったんじゃないかなと自画自賛しています。

全ての模試、過去問でバツになった問題についてこれをやっているので(明らかなミスは別途ケアレスミス記録帳に書いていますが)かなりの時間を取られていて、算数の勉強時間の半分はPPT作成になっている感がありますが、解いた問題を確実に定着させるという点では一定の効果は感じていて、それが模試や過去問での安定につながっているかなと思っています。

勉強時間は

一週間の勉強時間ですが、模試や学校別コースの時間も含めて週40〜45時間の間くらいです。

朝学習30分も含め、平日で5時間前後、週末で7〜8時間くらいの感じかなと思います。(ここにはPPT作成も含まれます)

ちなみに睡眠時間は我が家では最重要視しているので、9時半〜10時に就寝、6時半起床ということで8時間半は睡眠時間が取れるようにしています。

参考:中学受験生の睡眠時間

ただ、これだけ寝ているにも関わらず、このところ朝自分ひとりでは起きれなくなりました。まだ睡眠時間が足りないのか、単に朝学習から逃げたいだけなのか、ほかに要因があるのかよくわかりませんが。。。

学校にフルに通っている以上、勉強時間としてはもう目いっぱいな感覚なので、あとはこの限られた時間の中で、子供のやる気を上げながらどうやりくりしていくか、というところで親力を試されているのかな?というのが今の感覚です。

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