四谷大塚 学校別対策コース

四谷大塚 学校別対策コース 塾・サービスの比較

四谷大塚の学校別対策コースの申し込みが始まっています。申し込みまで期間も短いので、検討されている方に向けて情報をお伝えします。

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四谷大塚 学校別対策コースの内容

ざっくり特徴は以下の通りです。

  • 時期は6年生下期(9月〜1月)
  • 選抜テストで合格する必要がある
  • 学校ごとに実施校舎が決まっている
  • 開成・桜蔭コースのみ別コース(上期にも講座あり)
  • 授業は毎週日曜日(10:00〜18:00)
  • 受講料:30,800円/月(5ヶ月分の一括納入)

説明会・選抜テスト

ほとんどの志望校別講座がそうですが、受講するためにはまずは選抜テストに合格する必要があります(サピックスは入室基準さえ満たしていれば良いらしいですが)。

昨年までは4月に保護者向け説明会があり、その後5月に選抜テストという流れだったのですが、今年は説明会と選抜テストを同日(5月)に実施することになったようです。

四谷大塚Webサイトより

5月の選抜テストを受験し合格基準を満たすと受講が可能となります。クラス数が決まっていて定員があるので、5月のテストで定員に満たなかった場合は、7月の合不合判定テストの成績により2回目の選抜が行われます。

選抜テストの内容は公開されておらず、終了後にすべて回収されるため出回っていません(解答解説もなく解き直しもできません)。大々的に公開模試として行っている早稲アカのNN講座とはこの点が大きく異なります。基本的には対策のしようがないので、そのときの実力で受けてみてどうかという感じですかね。

ちなみに定かではありませんが、2回目選抜(7月合不合での選抜)の際のざっくり基準は50%偏差値前後ではないかという情報があります。選抜に通るかどうかのひとつの判断基準として考えてよいかと思います。ただ結局はクラスの人数に入れるかどうかの争いなので、コース定員とその年の志望者の中での順位の方を気にしていた方がいいかもしれません。

コースで行う具体的な内容や前年の合格率、選抜についての情報などは説明会でなされるので、まずは説明会に参加した上で疑問があれば質問してみるのが良いと思います。

なお上図の通り、開成・桜蔭コースのみ別扱いで、GW特訓があったり専用の夏期講習があったりするようです。

対象校・校舎

2022年の対象校は以下の通りです。ここ数年特に変動はないと思います。

四谷大塚学校別コース一覧
四谷大塚Webサイトより

開成・桜蔭コースを除き、基本的には1コース1校舎で開催になります。(生徒が広範囲になる渋谷幕張のみ2校舎)

どこでも受けられるわけではなく受けたいコースの校舎へ毎週通うかたちになるので、場所も含めて検討する必要があります。

このほか、筑駒対策講座(7月から受付)と公立中高一貫校の学校別対策コース(5月中旬から受付)もあります。

四谷大塚Webサイトより

学校別コースの実施内容

学校の冠名のついた学校別予習シリーズが配布されます。いつもの予習シリーズの表紙に「開成への算数」とか「桜蔭への国語」とかいうタイトルが書かれています。メルカリに多数出品されているので見てみてください。内容の良し悪しはともかく、予習シリーズ組はこれだけでもテンション上がりそうです。

もうひとつの大きなポイントは、学校別週テストがあるコースとないコースがあるという点です。

開成、麻布、駒場東邦、桜蔭、女子学院

以上のコースについては、平日の授業も学校別コースで受講し、週テストも学校別週テストを受験することになります。平日(授業)・土曜(週テスト)・日曜(演習)を学校別校舎で受講するかたちですかね。

これ以外のコースは日曜日のみ学校別校舎で受講することになります。基本的には学校別予習シリーズと過去問の演習(採点と解説授業)が講座のメインのようです。

具体的な内容について、詳細は説明会にて確認していただければと思います。

さいごに

以上、四谷大塚の学校別対策コースについての情報でした。

まずは5月の説明会からなので、検討されている方は早めに申し込みされるとよいと思います。

ちなみに我が家ですが、四谷大塚の海城コースを検討していて説明会は参加しました。メモを紛失してしまったのですが、たしか2クラス分で上のクラスにいれば合格圏という感じだったと記憶しています。

他塾の志望校別コースだと対象校が少なかったり、複数の学校をまとめたコースになったり(サピックスなど)することもあるので、対象校があれば選択肢として検討してみるのも良いと思います。

以上、参考になればうれしいです。

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