【大学附属】早稲田大学の附属校を徹底調査

学校の横比較シリーズ
早稲田大学
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まとめ

以上、早稲田大学の入試と、附属校・系属校を見てきました。

親世代の意識とのギャップ

もう一度、早稲田大学の入試で見たポイントを挙げてみます。

  • 全定員に対する一般入試の割合は50%程度(共通テスト利用を含む)
  • 入学者に占める内部進学者の割合は20%前後
  • 人気学部ほど一般入試枠は少ない(政治経済など)

附属校・系属校は増えていて、さらに総合型選抜の拡大、私大定員の厳格化などが重なっているので、少なくとも親世代の受験とは様相が変わっているというのはおさえておくべき視点でしょう。

だから附属校が得だとかいう単純な話ではなく、やりたいこと・行きたい学部なども踏まえどういう進路を取ると良いのか、それぞれの実情に合わせて考えていけると良いのではないでしょうか。また、受験全体を俯瞰して見たときに早慶の影響は大きいので、そういう視点でも見ていきたいです。

最後に個人的な感想を入れておきます。今回挙げた附属校・系属校の中では、個人的には早稲田本庄に最も興味を持ちました。附属校=大学にエスカレーターで上がれる学校という視点を離れ、大学予科と考えて、学部を決める前に広く教養を得る学校と見ると面白いなと思いますね。高等学院も同じ位置付けで考えられているのでどっちでもいいですが、帰国生や男女がいる点や自然環境が豊かな点などは、大学で学問をするための準備環境という観点でより魅力度が高いと感じますね。男女で募集定員が違う点だけはなんだかなぁと思いますが。

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