【大学附属】早稲田大学の附属校を徹底調査

学校の横比較シリーズ
早稲田大学
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早稲田実業学校 初等部・中等部・高等部

早稲田大学直系の2校とは学校法人が異なり、こちらは系属校という位置付けです。実業学校の名の通りかつては商業科がありましたが、2002年に普通科のみとなり、同時に男女共学化と初等部の開設が行われ、国分寺への移転も行われました。ちなみに早稲田系列の学校で小学校があるのはこの早稲田実業のみです。ほとんどが早稲田大学へ推薦で進学できますが、直系2校とは学部枠に違いがあります(政治経済などは少ない)。

校風・教育の特徴など

  • 去華就実(華やかなものを去り、実に就く)の校是のもと「実業」の精神を育てるという教育方針があり、自由な直系2校よりもやや堅い校風の模様。
  • 同じ敷地内に小中高があり、子ども同士の交流や教員の連携、初等部からの国際教育など、小中高の繋がりを意識した教育が行われている。
  • スポーツ推薦もありクラブ活動が非常に盛んなことで有名、特に硬式野球部は甲子園の常連校で有名選手を多数輩出している。

入学試験

高等部

一般入試:筆記試験(英語・国語・数学)[2月10日]
推薦入試:課題作文・面接(本人のみ)[1月22日]+大会等の実績・推薦書・調査書

データ出典:早稲田実業学校高等部 前年度入試結果

中等部

一般入試:筆記試験(国語・算数・社会・理科)[2月1日]

データ出典:早稲田実業学校中等部 前年度入試結果

初等部

1次試験(考査)[11月1日〜5日のうち1日]
→2次試験(面接・本人+保護者)[11月8日〜10日のうち1日]

データ出典:早稲田実業学校初等部 前年度入試結果

どの段階から入るにしても定員が少なく、ハードルは高い印象を受けます。

学費

*父母の会入会金:早実への入学時に1度のみ
データ出典:早稲田実業学校 学費等

進学先

データ元:早稲田実業学校 進路状況

内部推薦進学以外、他大学の合格実績は次の通りです。

わずかですが外部受験する人がいるというのが、直系の附属2校との大きな違いと言えるでしょう。合格校を見ると東大をはじめ上位大学がほとんどなので、推薦枠が取れないというネガティブ要因ではなく、行きたい大学を狙って受けていると考えられます。これは、初等部上がりの超優秀な子か、医学部に行きたくなった子なんだろうなと想像します。

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