【大学附属】早稲田大学の附属校を徹底調査

学校の横比較シリーズ
早稲田大学
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早稲田大学 本庄高等学院

早大学院と同じく学校法人早稲田大学が設置する直系の付属校で、1982年に早稲田大学(前身の東京専門学校)創立100年を記念して開校しました。男子校として設立されましたが、2007年に共学化しています。埼玉県本庄市の丘陵地の広大な敷地にキャンパスが作られていて、都心からもだいぶ離れて立地していますが、上越新幹線の本庄早稲田駅という学校のためのような名前の駅が作られているので、(寮もありますが)都内から通うことも可能でしょう。

校風・教育の特徴など

  • 制服や校則はほとんどなく自由で、ほぼ全員が早稲田大学へ進学できる。やりたいことができる反面、自ら学ぶ姿勢が必要。欠席日数や成績により留年もある。
  • 2年次までに一部を除く必修科目を全て履修し、3年次は大学0年生として文理それぞれ選択科目を指定して、大学での専門へ接続するカリキュラムを組んでいる。2年次には教科の垣根を超えた独自の教科横断型学習プログラム「大久保山学」を履修する。
  • 卒業論文:3年間の学習の集大成として、担当教員の指導を受けながら調査・文献収集をし、自分の定めた1つのテーマについて1400字×15枚以上の論文にまとめる。

入学試験(高校のみ)

国内生
一般入試:
筆記試験(国語・数学・英語)[2月9日]+調査書
α選抜(自己推薦):書類選考[1月5日必着]→面接[1月23日]

帰国生
帰国生入試:筆記試験(国語・数学・英語)[2月9日]+調査書
I選抜(帰国生自己推薦):書類選考[1月5日必着]→基礎学力試験(数学・国語)+面接[1月23日]

データ出典:高校受験の情報サイト「スタディ」

一般入試は日程的に都内の学校と併願できるため、偏差値は高めですが受験者数も合格者数も多めです。

学費

データ出典:早稲田大学本庄高等学院 学費・奨学金・就学支援制度

進学先

データ出典:早稲田大学本庄高等学院 進学
*日本医科大学への指定校推薦による進学は推薦数には含みません

ほぼ早稲田大学へ進学していますが、医学部志望の人へは日本医科大学への推薦枠(2名)があるようです。

高等学院の印象と同じく、現代版の大学予科として捉える方がしっくりきます。大学へ行く目的意識が明確な子であれば、3+4年間で学問をすることができ、非常に有意義な学生生活になるのではと思えます。調べている限りでは高等学院よりさらに大学寄りに踏み込んだ教育内容に見えるのと、立地・帰国生・共学といった部分に魅力を感じるかで、どちらがいいか印象が変わりそうです。

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