合判サピックスオープン@都市大付属

受験日記(兄6年時)

今日は第2回合格力判定サピックスオープン、会場は東京都市大学付属で受験しました。

外部生の申込時点では、攻玉社、本郷、広尾学園が既に満員でした。内部生でも抽選があるようなので、都内の人気校は外部生だと選択はできなそうです。

今回我が家は都市大付属を狙っていたので、希望通り取れラッキーでした。

場所は成城学園前から徒歩10分強、駅から受験生の列がゾロゾロ続いていく感じです。

学校説明会も開催してくれたので参加してきました。

東京都市大学付属

我々世代だと都市大ってどこ?って感じですが、かつてムサコーと呼ばれていた武蔵工業大学が10年程前に東京都市大学に変わり、今は中高はトシコーというそうです。名前的には今のがイメージいいですね。

ちなみに大学付属と名前が付いていますが、東京都市大学に進学するのはわずか3%で、完全に普通の男子進学校と見た方が良さそうです。

今回も、私の視点から引っかかったポイントだけ挙げておきます。

  • 自由
    中堅校なので上位校のような自由とはまた違うと思いますが、先生は干渉しすぎず見守るスタンスとのこと。補習やラウンジと呼ばれる先生への質問場所を使って学習習慣を身に付けるための取り組みはしてもらえるようです。
  • コース制
    入学時はII類(上位クラス)が2クラス、I類が4クラス。通常は中3でII類が1クラス増える。高3では混ざって志望校別編成になる。
  • 科学実験
    前身が工業大学付属というのもあり、実験に力を入れている。実験レポートによる評価がある。
  • ICT
    今年高1からスタート、来年は高1,2に広げて試したあと全校に広げる予定。
  • 英語教育
    帰国生が1/6在籍、ネイティブ授業、NZ/マレーシアの研修(希望者)、NZでの3ヶ月ターム留学、北米研修でのホームステイ(高1全員)など盛り沢山。
  • 教養的な行事
    弁論大会、キャリアスタディ、高1修了論文など
  • 進学実績(2021)
    現役進学者の割合で、国公立+早慶上理で50%、GMARCH入れると65%。これは合格者でなく進学者のカウントなので、立派な実績。

近年進学実績を一気に伸ばし、人気も上がってきている学校ですね。

中堅校らしい面倒見の良さがありながら、厳しさよりは自由な雰囲気を持っている現代的な学校じゃないかという印象です。

海外研修やキャリア教育など勉強面以外の行事も充実していて、親目線で非常に魅力的です。

ICT教育は今年からスタートしたところで、これから試行錯誤した上で展開という話なので、ここは若干遅れ気味かなという感じです。

校舎も綺麗でグラウンドも広く、進学実績も伴ってきた今年、人気はさらに上がりそう、というか模試データではやっぱり増やしてますね。

ちなみに我が家的には受験候補に入ると思うので、あまり倍率は上がってほしくないですが。

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