息子の小学校では一人一台タブレットPCが配られています。
ICT教育ということで鳴り物入りで導入されたものですが、これってどうなんでしょう。
いま目に見えているメリットは、
- 教科書を持ち帰らなくて済むようになった
- パワポやワードが使えるようになった
- スクラッチがやれている
くらいに見えます。
でも、ICT教育で目指しているのってこんなことでしたっけ?
正直、パワポやワードなんて時期がくれば嫌でも使わないといけなくなるだろうし、スクラッチでプログラミングが書けるようになるとは思えないんですけど。
逆に、タブレットを使ってこそこそゲームやったりYouTube見たりとか、少なくとも家にいる間はデメリットが大きいです。学校支給のものなので、アクセス先や時間の制限もかけられないし。
学校での様子を見れてはいないので、学校でどう生かしているのか見えていない部分はあるのかもしれませんが、少なくとも家に持ち帰ってきてほしくはないです。
ICT教育のメリットって、全員一律で受け身である今の授業形態をやめて、個人の能力や特性に合わせてカリキュラムを作っていけることにこそあると思っているんですが、違うんですかね。
まあそこまでいくにはかなりの改革をしないといけないのでハードルが高いとは思いますが、その辺のビジョンはきちんと作った上で導入してほしいです。
コロナ禍でとりあえずハードだけ揃えようってなっちゃったのかもしれませんが、なんか相変わらずソフトが伴わないハコモノ行政を感じてがっかりしている今日このごろです。
そして中学に関しても、全員にデバイス持たせますってところは当たり前になってきた感はありますが、ただ単にパソコン持たせます=ICTデスみたいな話になっていないか、ちょっと着目していきたいなと思います。
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