4月16日に行われる首都圏模試センター合判模試(以下、首都圏模試)について、基本情報・結果データについてまとめてお伝えします。
- テスト受験前に試験内容を理解しておきたい
- 6年生の模試について情報収集したい
試験前の準備にご活用ください。
2023年 第1回合判模試
首都圏模試とは何か、特徴、対策等については次の記事を参考にしてください。
6年生の首都圏模試は全6回、そのうちの2回が6年生前期に行われます。
合格判定のための持ち偏差値の基準となる模試はあくまで6年生後期の第3回〜第6回なので、前期の2回はそこへ向けた前哨戦のような位置付けと考えてよいでしょう。
基本情報
日程:2023年4月16日(日)
受験科目:
国語・算数(各50分 150点満点)
理科・社会(各35分 100点満点)
時間割:

受験料:5,500円(税込)
中学校会場受験 | 自宅・塾内受験 | |
---|---|---|
申込期間 | 3月14日(火) 12:30 〜4月8日(土) 23:59 | 3月14日(火) 12:30 〜4月11日(火) 23:59 |
解答解説公開 | 午前:4月16日(日) 13:00 午後:4月16日(日) 17:00 | 4月18日(火) 12:00 |
答案返送締切 | – | 自宅:4月20日(木) 塾内:4月21日(金) |
成績閲覧日 | 4月21日(金) | 4月28日(金) |
成績閲覧日までは答案が返ってこないので、頭に残っているうちに自己採点や解き直しをしたい場合は、問題用紙に答えを書いてくる必要があるでしょう。
中学校会場
自宅受験やお通いの塾での受験のほか、中学校会場で受験することもできます。
本模試での中学校会場は以下の通りです。
学校名 | 場所 | 午前 | 午後 |
---|---|---|---|
東京家政学院中学校 | 市ヶ谷・半蔵門・九段下 | ● | ● |
安田学園中学校 | 両国・蔵前 | ● | |
富士見丘中学校 | 笹塚 | ● | |
聖徳学園 | 武蔵境 | ● | ● |
城西大学附属城西中学校 | 要町・椎名町 | ● | ● |
順天中学校 | 王子 | ● | |
聖学院中学校 | 駒込 | ● | |
日本大学豊山中学校 | 護国寺 | ● | |
成城学園中学校 | 成城学園前 | ● | |
田園調布学園中等部 | 田園調布・雪が谷大塚 | ● | |
普連土学園 | 田町・三田 | ● | ● |
目黒日本大学中学校 | 目黒 | ● | |
森村学園 | つくし野 | ● | |
武相中学校 | 妙蓮寺・岸根公園 | ● | ● |
横浜女学院中学校 | 石川町 | ● | |
聖和学院中学校 | 逗子 逗子・葉山 | ● | |
東邦大学付属東邦中学校 | 京成大久保 | ● | |
渋谷教育学園幕張中学校 | 幕張・海浜幕張 | ● | |
光英VERITAS中学校 | 秋山・北国分 | ● | |
芝浦工業大学柏中学校 | 新柏 | ● | |
埼玉栄中学校 | 西大宮 | ● |
自宅受験
他の模試とは異なり自宅受験にも対応しています。
2023年度からは郵送ではなく、スマートフォンを使用して答案用紙を撮影した写真データを、オンライン上でアップする方式になりました。
詳しい手順は次のサイトに情報があります。
徐々にこうやって効率化されていくといいですね。
試験対策
出題範囲
6年前期の首都圏模試は出題範囲が明示されています。今回の範囲はこちら。
国語 | 物語文・小説、論説・説明文、随筆、主語・述語・修飾語、 漢字・熟語の知識、ことわざ・慣用句、故事成語、敬語の知 識など | ||||||
算数 | 整数・小数・分数の仕組み・四則計算、数の性質、規則性、 場合の数、面積を求める問題、角度を求める問題、角すいと 円すい、仕事算、食塩水の問題、時計算、通過算、年齢算、 条件の整理(集合算) | ||||||
理科 | 動物やヒトの体のつくり、気温・地温の変化、電流と電磁 石、もののもえ方 | ||||||
社会 | 日本地理総合、日本の歴史(平安時代までのまとめ、 鎌倉時代、室町時代、安土桃山時代) |
国語や算数はあまり絞っても仕方ないかもしれませんが、理科や社会はある程度絞ることができるので、対策しておくのも良いかもしれません。
過去問
首都圏模試は前年度過去問を販売しています。
模試を最大限に活かすには、事前準備なしで突撃するよりも、過去問を通して形式に慣れておくことが有効だと思います。単純に問題演習の機会にもなるので、一度は触れておくと良いのではないでしょうか。
結果データ
過去2年間の結果データは以下の通りです。今年のデータは結果公開後に更新します。
⇒2023年データを反映しました。
平均点
過去の科目別平均点は以下の通りです。問題の難易度を把握したり、過年度の問題を解いた際などに活用してもらえればと思います。
平均点 | 2023年 | 2022年 | 2021年 |
---|---|---|---|
算数(150点) | 59 | 70 | 81 |
国語(150点) | 73 | 66 | 67 |
理科(100点) | 44 | 47 | 41 |
社会(100点) | 47 | 49 | 35 |
4科(500点) | 227 | 237 | 229 |

6割程度の平均点を目指して作成されるのが一般的ですが、5割を切るくらいの平均点になっており、母集団に対してはやや難しめのようです。
受験者数
受験者数は次の通りで、トータル1万人弱が受験しています。四谷大塚の合不合よりは少なめ、サピックスオープンよりは多め、といったところでしょうか。

模試を受けることで、立ち位置確認としてももちろんですが、問題演習や苦手分野の把握の機会として上手く活用し、受験へ繋げていっていただければと思います。
【2023年結果更新】2023年は前年より300名近く増加しました。特に女子の増加数が多く、これまでの2年と比べて男女の比率が逆転しています。第2回以降もこの傾向が続くのか、要注目ですかね。
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