【2023入試】東京神奈川出願状況(1月27日現在)

東京・神奈川出願状況 入試データの分析

前ページ(2月1日午後)からの続きです。2月2日は午前と午後両方含めてリストにしています。

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2月2日・男子

* 世田谷学園①は2022年に理数と本科に分かれたので、2022年データでは±を付けていません

偏差値上位の学校に増加の赤文字がずらっと並んでいるのが目立ちますね。まずは昨年もプラスだった聖光学院と本郷が今年も大幅プラス見込みとなっていて、人気の高さが伺えるかと思います。そのほか、桐朋・巣鴨・城北・世田谷学園あたりも軒並み増加見込みとなっていますが、これは都市大付属がこの日程からいなくなったことも影響しているのかなと思います。

あとは大学附属系が比較的弱めで、2020/21年あたりと比べると軒並み減少しているので、附属校から進学校へという流れがここでも見て取れるかと思います。

2月2日・女子

こちらは男子とは動きが違っていて、去年増えたところが減り、減ったところが増えるという隔年現象が基本的な動きに見えます。その中で、2月1日午前と同様に吉祥女子の人気ぶりが目立つ感じですかね。

2月2日・共学

こちらは減少を示す青文字が目立ちます。増加は都市大等々力・三田国際・青山学院横浜英和の3校のみです。これらの学校は他の日程でも増加していたので、入試日程に限らず今年は人気が高いということなんでしょう。

そのほかは一様に減少していますが、ここでも広尾小石川と開智日本橋の減少幅が大きい感じがあります。まあ前年まで人気化していたので上げ一服というところでしょうか。

まとめ

以上、今年の東京・神奈川の出願状況を見てきました。

全体感として感じるのは、

  • 去年に引き続き附属校人気は落ち着いて進学校へ人が流れている
  • 共学人気も落ち着き気味、特に男子校への流入が多そう
  • 割と強気の出願が多い印象

というところでしょうかね。特に男子で顕著ですが、偏差値上位校と1日午後入試の増加が多いので、1日午後で抑えを取って1日・2日と強気の出願をしようとしている人が多いのではと想像します。皆が同じように考えると、抑えが抑えでなくなってしまう懸念がありますが。。。

あとは都市大の日程変更と芝国際の影響がどの程度出ているかですかね。芝国際は個人的に気になるので、余力があれば別途調べてみようと思います。

本番入試まであと5日、前受けも終わりあとは本番を迎えるだけかと思います。実力を100%出せることを第一に調整していってもらえればと思います。

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