ジーニアス 芝オープン模試

芝学園 受験日記(兄6年時)

今日はジーニアス主催の芝オープン模試でした。

https://labo-g.net/g-open-exam

芝の校舎で受験できる上に、校長先生の話とジーニアスの対策説明会まであり、これで無料とは恐れ入ります。まあ塾の学校別講座の宣伝の位置付けだとは思いますが、それにしても、です。

大手塾だと合格実績として宣伝できる御三家や早慶くらいしか学校別模試をやってもらえないので、こうやって裾野を広げてもらえると受験の多様化という意味でとても価値があると思うのですがいかがでしょうか。作問するのも企業体力がいるものだとは思いますが、そういう塾が増えてくれるといいなと願っています。

対策説明会については、かなり濃い内容でした。ここには書けなくて残念ですが、科目ごとの問題の傾向などやはり学校特有のものがあるので、いわゆる最難関校でなくてもその学校に合わせた対策は必要だろうという理解をしました。学校会場でここまで言って大丈夫なのか(作問に影響ないのか?)という内容まであり。

ちなみに我が家は、この模試を芝山登山のピークと設定して、先週・今週と芝の過去問をやり込んできました。自分も一部一緒に解いたり解き直しをやったりしていてだいぶこの学校の問題を理解してきていて、その上で対策講座の話を聞いたので、言っていることが具体的にイメージできてかなり有意義でした。ということで学校別模試の保護者会に出る場合、事前に過去問を解いて予習しておくのはかなりオススメだと思います。

後半は校長先生の話でしたが、芝志望の人向けの話ということで通常の学校説明会とは異なり、武藤校長先生の独演会という感じでした。相変わらず笑いを取りながらの楽しい話で、去年から今年にかけての学校の様子を細かに話してくださいました。

コロナ禍に対する学校の取り組み姿勢(オンライン対応なども含め)が先日の広尾学園ともまた違っていて、ただそれもそれぞれにきちんとした思想があってのことというのが伝わってきて、この辺がやっぱり私立ならではなのかなと思います。(主に、現場から離れた教育委員会の指示に従わなければいけない公立校との違いという意味で)

模試の問題は、過去問をやり込んできた身としても違和感なく、さすがに研究されているなと感じました。出来は、過去問のときと大体同じくらいか、やや良かったかなといったところ。

なお、芝の理科は関東の学校の中でもトップクラスの難易度とのことでした。確かに過去問でこれはしんどいなと感じた問題が結構ありました。今回の模試はそこまでではなかったと思うので、時期がまだ早いので少し手加減したのかなという感じです。

最後に学校の話ですが、芝は、ぬるいという意味で芝温泉と揶揄されますが、どっちかというと先生を含めて学校の雰囲気が温かいという意味での芝温泉の方がしっくりきます。ジーニアスとの関係性を見ていてもなんだか温かい雰囲気を感じ、生徒が好きという思いも伝わってきて、こういう学校もいいよなと思います。

以上、初の学校別模試を受けてみてのレポートでした。

コメント