不機嫌の理由

受験日記(兄6年時)

夏期講習に行くようになり、帰ってきてから不機嫌な日とそうでない日があります。

夏期講習自体は楽しんでいるようで、塾やそこでの人間関係に不満があるわけではなさそうです。

では原因は何なのか。

ひとつ法則を見つけました。

家に着く時間が、日によって最大で20分ぐらい違います。そして、早く帰った日は機嫌が良く、遅くなった日は期限が悪くなっているようです。

塾の帰りは同じ学校の友達と帰ってきます。講習が延びることはほとんどないようですが、帰りに友達と待ち合わせするのにかかる時間(クラスが違うので)と、友達の家の前までちょっと遠回りして帰ってくるなどがあり、帰り時間が変わるようです。

友達となにかいざこざがあるのか、聞いても大した答えは返ってきません。ケンカするようなタイプでもなく、友達関係という線は薄そうです。

というところで考えていたところ、ひとつ思い当たりました。

それは、「何かうしろめたさを感じていること」

帰りが遅くなっていることで、ちょっと後ろめたさを感じて逆ギレしている、そんな感じです。

実はもうひとつ気づいたことがあり、持たせているiPhoneのスクリーンタイムのパスワードを解読したらしく、それでこっそりYouTubeを見ていたというのも発見しています。時間が遅くなっているのはそれも関係していそうです。

おそらくですが、程度は低いですが自分なりに親から隠れて「良くない行い」をやっているという自覚はあるんだと思います。

そして、ちょっと不機嫌になって自分も怒ってみることで、この「良くない行い」に対して自分の中で距離を置こうとしている、と分析しました。

こういう目で見てみると、ちょっとだけ可愛く見えてきます。笑

ということで、iPhoneのパスワードはしれっと変えておきましたが、これらの件については特に何も追求しないことにしました。

その後、疲れたよーとか言ってはいますが、不機嫌で帰ってくることはなくなりました。

こちらも、わけもわからず不機嫌になっている状態に対してまっすぐ向き合うとイライラしますが、ちょっと引いて冷静に見てみることで衝突せずに済ませることができました。

子供のメンタルは結局は親次第なのかなと感じた出来事でした。
(実は全然違っていてもっとおかしな原因でなければ、ですが)

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