サピックスオープン@渋谷幕張

受験日記(兄6年時)

先週の合不合判定テストに続き、今日は第1回合格力判定サピックスオープンを受験しました。

外部生の場合は申し込み開始日が遅く設定されているので、サピックス生が抽選で選んだあとの空いている会場から選ぶことになります。今回、渋幕の会場が空いていたので、ちょっと遠いですが遠征することにしました。

ちなみに渋幕は、中学受験を始めたころに父が惚れ込んで、子供の特性や難易度に関係なく勧めてしまったせいで本人が受ける気でいるので、我が家的な最難関校です。今年は学園祭も公開されず学校に入れる機会も少ないので、本番前に学校で受けることができるのはとてもありがたいです。

そしてここでも学校説明会を開いてくれていたので、参加してきました。

渋谷教育学園幕張

校長補佐の永井先生からのお話でした。ご本人からも、田村校長でなく残念とよく言われるとネタ的におっしゃってましたが、まあせっかくなのでやっぱり田村校長の話聞きたいですよね。私もちょっと期待してましたが今回は出番なしでした。11月の学校説明会では話されるとのことでした。

今回の説明会は通常のものよりは緩い感じで、正直、先週の広尾学園ほどの高揚感は感じなかったんですが(すみません)、ただやっぱり他の学校とはレベル感が違うというか、国際的な感覚ではこの学校こそが日本のTop of Topなんじゃないかというのを改めて感じました。

渋幕に関しては私などが改めて書くほどのものはないと思いますが、今回一番響いたのはこれです。

海外の大学や国際機関から選ばれる学校であること

具体的には次のような話から読み取った内容です。

1. Water Is Lifeという国際会議が渋幕で開催された

Water Is Lifeとは、2014年にシンガポール、2016年にはオランダで開催された水問題に関する高校生国際会議。2018年は渋谷教育学園幕張高校主催で開催し、300人の生徒がこれに参加・協力したとのことです。渋幕が選ばれたのは、参加代表者だけでなく運営も全て国際公用語(英語)が求められ、それを満たせる学校が他にないからのようです。このあたり、やっていることが凄すぎて、もはや私のような平凡な学生生活を送った人間にはよく理解できない世界になっています。

2. 海外大学が学校説明に来る

海外の有名大学は世界中から優秀な学生を集めるための学校説明会を開催しているようで、多くの学校から渋幕にそのオファーが来るようです。海外からの視点で進学実績を見れば確かに当たり前の話なんでしょうが、海外の一流大学にとって日本の有名校は?と聞かれたら、まず挙がるのが渋幕なんだろうと思います。

ちなみに海外大学の話の中で、リサーチよりリベラルアーツが渋幕では人気とかいう話があったのですが、そういう分類があることも含めて、純国産オヤジには何を言ってるかもうついていけません。

3. ミネルバ大学へ合格者を輩出

国内も海外も素晴らしい進学実績なのですが、その手の話の中で唯一誇っていたと思うのが、ミネルバ大学へ今年1名合格したということでした。不勉強なものでミネルバ大学という名前も初耳だったので、これから調べてみようと思います。

まとめ?

というわけで、完全に私の理解の範囲を超えた学校なわけで、こんな学校に進学できたら大変な将来(色んな意味で。輝かしい未来という意味が主ですが)が待っている気がしますが、まあ現実性はさておき高みを目指すこと自体は悪くないので、頑張ってもらいたいです。

学校に関しては、ハード面もソフト面も隙がなく申し分ない学校だと思うのですが、あえて懸念を(あら探し的に)探すとすれば、立地の問題ですかね。都心から遠く遠距離通学になりやすいというのももちろんありますが、気になったのはそこよりも長い目で見たときに、幕張という今はまだ新しい街が老化し衰退していくことになった場合のことです。あくまで仮にですが、そうなったときに、そこに立地する学校が今のままブランドを維持できるのか、または一緒に沈んでいくことになるのか、なんてことを海浜幕張まで歩きながら考えていました。まあ余計なお世話ですし、逆に言うとそんなことくらいしか粗が見つからないんですが。

ということで渋幕についてのレポートでした。

サピックスオープンに関しては、結果が出るころにまた改めようかと思います。

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