子どものワクチン接種

受験日記(兄6年時)

息子にワクチン接種させるかだいぶ悩みましたが、接種しました。

ちょっと全身にかゆみがあるみたいですが、それ以外に大した副反応もなく、今のところ無事に過ごしています。特に熱も出なかったので、学校へも普通に登校していきました。

自分が2回目でかなりつらい副反応を経験したので警戒していましたが、一般的にも言われている通りモデルナの方が副反応が強く出るようですね。自分の周りの話を聞いてもかなり合致します。ということで、息子はファイザーを打ってくれるところでお願いしました。

というだけの話なのですが、せっかくなのでうちがワクチン接種を決めた理由を書いておきます。悩ましい話だと思うので一つの参考になればと。

子供に打たせるか、悩むポイントは以下だと思います。

  1. 副反応
  2. mRNAワクチンへの不安

1の副反応は世の中的に騒がれていますが、副反応は出るにしても一時的なものなので、これを打たない理由にするのは違うと思っていました。副反応として命にかかわるのはアナフィラキシーショックですが、これは10分様子を見れば大丈夫という話ですし。

それよりは、やはり実績のないmRNAワクチンを子供に打たせることの是非ですね。ある意味全世界的に人体実験をしている最中であり、接種数は桁違いに多いので短期的に何が起こるのかは大体出揃った感があるとは思います。ただ数年〜数十年という単位で何が起きるのかは時間が経ってみないとわからないものであり、もう人生の折り返し点を過ぎたと思える親世代ならともかく、人生が始まったばかりの子供たちへもし影響があったらと考えると、本当に悩ましい問題だと思います。

それでも我が家が今回接種に踏み切ったのは、ウイルス感染による後遺症も同等以上に怖いからという点に尽きます。こちらも人類が未経験のものであり、今回の新型コロナでは人によって半年や1年という単位で後遺症が出ているようなので、こちらも中長期的にどんな影響が出るのかわからないというのが大きいです。

あとはやはり受験生というポイントですね。今年の例からも、当日罹患もしくは濃厚接触者だった場合の救済措置がある学校はあまり多くないため、万が一対象者になってしまうと全てを棒に振る可能性があります。2021年受験では感染報告はなかったと思いますが、当時はデルタ株より感染力が弱いウイルスでしたし、また、たまたま2月が第3波と第4波の端境期だったことが幸いしたとも考えられます。

こんな感じで、mRNAワクチンの中長期的な影響と新型コロナによる後遺症の影響を天秤にかけて、さらに受験への影響を加味した結果、ワクチン接種をした方が良いだろうという結論になりました。時期はもう少し後の方がいい気もしましたが、予約が取れたのでそれならさっさと済ませようということで。

結局これという正解がないという問題なんで、どこを重視するか、どこをリスクと捉えるかという話かなと思います。まだ決めかねている方もいると思うので、なにか考える際の材料の一つにでもなればと。

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