学校を休むか問題について

受験日記(兄6年時)

オミクロン株の急拡大で12月とはまるっきり状況が変わってしまいましたね。

ここ半月ほど悩みに悩んだのですが、結論から言うと、我が家は今週から受験終了まで学校を休むことにしました。その辺の考え方を書いてみようと思います。

オミクロン株の場合、これまでより重症化リスクは少ないと言われている代わりに感染力が高い、しかもワクチン効果もあるのか無症状者も多いということなので、受験生にとっては去年よりタチが悪いと個人的には思います。感染者数が何千人とか報道されていますが、これはあくまで検査した人の中で、ということなので、潜在的な人を含めればもうその辺の風邪と同程度にかかる可能性があるウイルスだと私は思います。なので風邪と同じく、仮に体内に取り込んでも発症しないだけの体力をつけておくことが一番大事だと思っています。(あくまで個人の見解です)

それはさておき、受験に関しては、大学受験の方は濃厚接触者でも別室受験対応の指針が出されていますが、中学受験に関しては学校により対応が様々なので、受験する学校によって決める必要がありそうです。

私が調べた限り、感染者については以下の2パターン:

  1. 追試での対応
  2. 受験不可

濃厚接触者の場合は以下の3パターン:

  1. 文科省のガイドラインに沿って別室受験対応
  2. 感染者と同様に追試での対応
  3. 特に記載なし

があると思っています。

追試対応してくれる学校以外は感染したらアウトです。濃厚接触者は文科省からガイドラインが出ているので個別対応も期待はできそうですが、明示していない学校も多くグレーなところがあるのは否めません。また追試を受けることになったとして、2月末まで気持ちが持つのかという現実的な問題もあると思います。

濃厚接触者の期間短縮などの報道もあったので調べたところ、どうも濃厚接触者の判定というのは、長時間同室にいる、マスクを外した状態での会話があるなどが可能性としてありそうですが、時期により、また自治体(保健所?)により対応が異なるらしく基準が曖昧のようです。

基準が明確でないものを掘り下げても仕方がないのでやめますが、結局のところ、現実的に考えると受験生にとっての最大のリスクは「強制的に検査を受けさせられること」だと思います。

無症状などもありえるウイルスなので、自分では大丈夫だと思っていても、検査を受けさせられて陽性判定、もしくは一緒にいた誰かの濃厚接触者となってしまった場合、即アウトになります。

そして過去に感染者が出たときと最近の近隣の学校の事例から、小学校の同じクラスで感染者が出た場合はその場で全員強制検査だったようなので、それを回避するには学校を休むしか選択肢がありません。給食を食べなければOKかとも思ったのですが、少なくとも過去はそういうことでもなかったようなので、登校していたらアウトです。

よって、結論としては受験が終了するまでは学校は休むという判断になりました。

我が家は過去記事の通りYT週テストも辞めているので(このときはまさかここまでになっているとは想像もしていませんでしたが)、塾の方は考える必要がありません。

過去記事:YT週テストを辞めました

1つだけ志望校別コースをとっていましたがこちも既に終了したので、入試以外で自宅から出る必要は完全になくなりました。

ということで、入試までの期間は完全に自宅引きこもりとなります。

もう1つ考えるべきは、家族の問題です。

家庭内で感染者が出た場合は有無を言わさず濃厚接触者と判定されるため、上のリスク(強制的な検査対象)に当てはまります。仮に家族の誰かが同じように強制検査の対象になった場合、無症状でも感染が確認されれば芋づる式に検査され対象者になります。よって、家族も受験生と同様の対応が必要そうです。

我が家は父母ともたまたま今は会社勤めをやめている状態なので外出の必要性がありません。あとは下の子についてですが、こちらはかわいそうですが兄と同様に休むことにしました。本当は幼稚園に行っていてくれた方が勉強の集中もできるし下の子にも良いはずですが、仕方ありません。ここから一家揃っての籠城戦に入ることになります。

ここまでやっている人がいるのか知らないし極端な対応だとは思いますが、受験機会喪失のリスクを考えた結果こうなってしまいました。

本当なら、他の病気(インフルエンザなど)との重症化割合を比較するなどして早いところ今の隔離対応をやめてほしいところですが、そうならない以上、現実に即して対応していかざるを得ないと考えています。

それぞれの家庭の事情がある中で最善の対応を取らないといけない状況だと思いますが、ひとつの極端な例としてみてもらえればとおもいます。ポイントは強制的な検査を回避できるかどうかではないかと思います。

後々になって、これはやりすぎだったよねと笑って振り返ることができるとよいなと願っています。

全ての受験生が機会を奪われることなく無事に終わりますように。

コメント