2023年度 首都圏模試センター 小6第2回・小5第1回合判模試

首都圏模試センター 合判模試模試の情報まとめ

7月2日に行われる首都圏模試センター合判模試(以下、首都圏模試)について、基本情報・結果データについてまとめてお伝えします。

こんな方へ
  • テスト受験前に試験内容を理解しておきたい
  • 模試や受験動向について情報収集したい

試験前の準備などにご活用ください。結果発表後にデータは更新します。

2023年 小6第2回合判模試

首都圏模試とは何か、特徴、対策等については次の記事を参考にしてください。

6年生の首都圏模試は全6回、そのうちの2回が6年生前期に行われます。

合格判定のための持ち偏差値の基準となる模試はあくまで6年生後期の第3回〜第6回なので、前期の2回はそこへ向けた前哨戦のような位置付けと考えてよいでしょう。

基本情報

日程:2023年7月2日(日)

受験科目:
国語・算数(各50分 150点満点)
理科・社会(各35分 100点満点)

時間割:

受験料:5,500円(税込)

中学校会場受験自宅・塾内受験
申込期間5月24日(水) 12:30
 〜6月24日(土) 23:59
5月24日(火) 12:30
 〜6月27日(火) 23:59
解答解説公開午前受験:7月2日(日) 13:00
午後受験:7月2日(日) 17:00
7月4日(火) 12:00
答案返送締切自宅:7月6日(木)
塾内:7月7日(金)
成績閲覧日7月7日(金)7月14日(金)

成績閲覧日までは答案が返ってこないので、頭に残っているうちに自己採点や解き直しをしたい場合は、問題用紙に答えを書いてくる必要があるでしょう。

中学校会場

自宅受験やお通いの塾での受験のほか、中学校会場で受験することもできます。

本模試での中学校会場は以下の通りです。

学校名場所午前午後
共立女子中学校神保町・竹橋● 
中村中学校清澄白河● 
開智日本橋学園中学校浅草橋・馬喰町● 
桐朋女子中学校仙川● 
大妻中野中学校中野・新井薬師前● ● 
工学院大学附属中学校八王子・京王八王子● 
城西大学附属城西中学校要町・椎名町● ● 
富士見中学校中村橋● 
東京成徳大学中学校王子神谷● 
文京学院大学女子中学校駒込・巣鴨● ● 
東洋大学京北中学校白山・本駒込● 
実践女子学園中学校渋谷● 
八雲学園中学校都立大学● 
三田国際学園中学校用賀● 
高輪中学校泉岳寺・白金高輪● 
東海大学付属相模高中等部小田急相模原● 
神奈川学園中学校横浜・反町● ● 
湘南白百合学園中学校片瀬山・江ノ島● 
関東学院中学校黄金町・阪東橋● 
関東学院六浦中学校金沢八景● 
八千代松陰中学校勝田台● 
東邦大学付属東邦中学校京成大久保● 
麗澤中学校南柏● 
江戸川学園取手中学校取手● 
開智中学校東岩槻● 
星野学園川越・本川越● 

自宅受験

他の模試とは異なり自宅受験にも対応しています。

2023年度からは郵送ではなく、スマートフォンを使用して答案用紙を撮影した写真データを、オンライン上でアップする方式になりました。

詳しい手順は次のサイトに情報があります。

☞ 合判模試【自宅受験】答案提出の手順

徐々にこうやって効率化されていくといいですね。

試験対策

出題範囲

6年前期の首都圏模試は出題範囲が明示されています。今回の範囲はこちら。

国語物語文・小説、論説・説明文、随筆、詩・短歌・俳句、漢字・
熟語の知識、ことばのきまり、敬語の知識など
算数整数・小数・分数の仕組み・四則計算、数の性質、規則性、場合
の数、面積を求める問題、角度を求める問題、面積と辺の比、平
面図形の移動・回転、比と比の性質、ニュートン算、水量変化と
グラフ、流水算、倍数算
理科生物どうしのつながり、季節と太陽、電熱線と発熱、力の
つりあい、水溶液の性質
社会日本地理総合、日本の歴史(江戸時代までのまとめ、
明治時代、大正時代、昭和時代、戦後の民主化)

国語や算数はあまり絞っても仕方ないかもしれませんが、理科や社会はある程度絞ることができるので、対策しておくのも良いかもしれません。

過去問

首都圏模試は前年度過去問を販売しています。

模試を最大限に活かすには、事前準備なしで突撃するよりも、過去問を通して形式に慣れておくことが有効だと思います。単純に問題演習の機会にもなるので、一度は触れておくと良いのではないでしょうか。

結果データ

過去2年間の結果データは以下の通りです。今年のデータは結果公開後に更新します。【更新済み】

平均点

過去の科目別平均点は以下の通りです。問題の難易度を把握したり、過年度の問題を解いた際などに活用してもらえればと思います。

平均点2023年2022年2021年
算数(150点)5370 81 
国語(150点)6566 67 
理科(100点)4147 41 
社会(100点)4549 35 
4科(500点)211237 229 

グラフにするとこんな感じ。(点数ではなく割合です)

データ元:首都圏模試センター 模試資料データベース

こういうテストは6割程度の平均点を目指して作成されるのが一般的と言われていますが、4〜5割くらいの平均点になっており、母集団に対してはやや難しめのようです。

受験者数

受験者数は次の通りです。

受験者数2023年2022年2021年
男子4,834人5,848人5,526人
女子5,036人5,535人5,457人
合計
(第1回からの増減)
9,870人
(+311人)
11,383人
(+2,122人)
10,983人
(+1,875人)

過去2年とも、4月に行われる第1回よりも2000人前後増加し1万人を越えています。2023年度の第1回は前年より300人ほど増えていたので、今回も増加するのでは考えられます。

☞ 2023年度 首都圏模試センター 第1回合判模試

年度の推移グラフです。

データ元:首都圏模試センター 模試資料データベース

男女とも人数は増加傾向、男女比は半々くらいの感じです。

【2023年結果更新】
今回の第2回は前年比で大きく減少し、2年前から比べても男女で1000人以上減少しました。ちなみに第1回は9559人だったのでそこよりは300人ほど増加していますが、過去2年に比べて増加幅がだいぶ小さいということになります。背景に何があるのか、他の模試の動向も含めて少し気にしたいところです。

次ページは小5第1回模試です。

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